今回は自販機のお話です
埼玉県にあります
豚が如く さんを訪れました
最初に書きますが、まさかこんなに早くタイトルに「(閉店)」の文字を記す事になるとは…
今年7月初頭をもって、公式サイトに発表された、閉店の報せ
正直ショックでしたね
良い雰囲気のお店でしたし、店主様と色々とお話もしていましたから
居心地の良いお店が無くなるのは残念で仕方が無い話です
色々とご事情があったことは察しますが…
さて、閉店前に訪れた際の内容を記事にして行きますよ♪
めん類自販機 川鉄製
黄色いボディの個体で、初期型と呼ばれるシングルのタイプ
つまり、一種類のみ販売出来る自販機です
それ故、お金を入れるとボタン操作をせずとも動作が始まります
その構造故にボタンはありませんが…
コインメックという、投入した硬貨を認識する機械が調整出来ず
金額の設定が変えられない状態で、自販機本体に200円入れ、店員さんに追加の200円を渡す形式で販売されていました
仲よくしてネ
めん類自販機を好み、色々と手を尽くして入手した店主様
他店の表記を真似て、貼り紙がしてありました
お店の閉店は、稼働する個体が減る事になる訳です
全国でも10台に満たない川鉄製めん類自販機の貴重な稼働機が減る
この個体が閉店と共に処分される訳では無いでしょうが
つくづく残念な話ですよ
傾けて湯切り中
川鉄製めん類自販機は、丼を傾けて湯切りを行う仕組みになっています
富士電機の回転湯切りとは違い、盛りつけた状態を比較的キープして提供される特徴があります
湯入れ中
硬貨を投入すると調理が開始されます
27秒で出来上がるのですが、その行程の中で、お湯入れと湯切りを繰り返す仕組みです
因みに、シャープ製めん類自販機は後発故に
富士電機と川鉄の良いとこ取りな感じの動作をしますね
丼を揺らしながら、8の字を書く様に動き、傾けて湯切りをする感じで
麺をほぐす目的で揺らす辺りは、大したものだと思いました
さて出来上がりましたよ♪
きつねうどん 400円(当時)
当初は白出汁の汁でしたが、東北醤油さんの「味どうらくの里」を使用した汁で提供されていました
甘味も強い味わい深い汁は、ホッとする仕上がりで
お揚げの味わいに、モチッとした饂飩がのど越し良く頂けました
ボリューム感も程良く、何よりも「熱々」で取り出しに苦慮する程に熱かったのが良かったですね♪
ネギ、なるとが添えられています
ラーメン屋さんに設置された、めん類自販機でして
うどんをオーダーする事で、準備して自販機にセットする流れだったのも、丁寧な仕事ぶりを垣間見れて良かったですね
設置から、決して多く訪れた訳では無かったお店ですが
本当に毎回、美味しく頂きました
ご馳走様でした!
今回は本当に残念な報せでしたが
また何時の日か、この個体と巡り会える日を夢見て…m(_ _)m