今回は鉄道のお話です
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昭栄 キハ35 900
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それが組み立て済み
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信号煙管に幌も、前所有者さんが付けた物ですね
鉄道と言っても、今回は鉄道模型の話を
とある中古販売店で見つけたそれは
見覚えのある造形の車体でした
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昭栄 キハ35 900
エッチングキットとして過去に販売された製品で
珊瑚から販売され、製造は昭栄(乗工社、JOE WORKS)だった物の様です
側面と屋根部分が1枚になっている板状のキットでした
屋根部分を指定された角度に曲げて車体を組み
前面、妻面、客扉、ベンチレーターを張り付けていく構成で
車体のみのキットでしたね
窓になる透明プラ板や床下は各自の工夫で、と言った内容です
過去に、販売されているのを何度か見たことがありますが
当時の私には組み立てる事は出来ない物だと、手を出さなかったモデルでした
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それが組み立て済み
しかも動力まで仕込まれ、中古販売店で売られていたのですよ
同じエッチングキットの類いでは、組み立てやすいレールロード製を組んだ事はありましたが
この昭栄製が今になって手に入るなんて思いもよらず
ユルい造形に魅力を覚えて手にしましたよ(笑)
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信号煙管に幌も、前所有者さんが付けた物ですね
塗装は一般的な塗料のシルバーを用いた様ですね
メタリック感が少ない印象で
かなり以前に組み立てたのだと推測しました
ヘッドライトはモールドのみの造形ですが、クリアを入れてレンズ表現をしたり
前面に警戒塗装の赤帯を入れた辺りに拘りを感じますよ
さて
この個体は動力ユニットが組み込まれていました
店頭での試走も、まあまあな動きでしてモーターも生きていました
何よりも見覚えのあるユニットが組み込まれていた事に驚いたのですよね(笑)
車体から動力を外して
動力ユニットをばらしてみました♪
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しなのマイクロ(みどりや)製動力ユニット
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しなのマイクロ(みどりや)製動力ユニット
車体の窓から緑色が見えている時点でピンと来ていて
裏返して刻印を確認して、思わずニヤリとしてしまいました(笑)
しかも、店頭での試走で若干滑走する事を確認出来たので
尚更喜んで手にしましたよ
滑走の理由は、画像にある通りですね
日本のNゲージ動力で初めてフライホイールを組み込んだのが
しなのマイクロの動力でした
これまで私は、この動力を手にした事がなく
他の方の評判を見ても、あまりフライホイールの効果がない、むしろ大きな音をたててゴロゴロと走る等の声を拾ってまして
あまり前向きに手にせずに来たのですが
そんな評判を覆すかの様な、滑らかな走りをみせてくれました
勿論、分解して接点を磨き
モーターの清掃、ギアまわりへの注油、グリスアップを施し上での話ですが
こんなに綺麗な状態の、しなのマイクロ動力を手にするだなんて!
と、喜んでおりますよ(笑)
フライホイールの効果は、現在の製品に比べて
かなり劣る印象なのは事実ですが、うっすら効果を実感出来ます(笑)
また、動作音も注油、グリスアップで多少軽減したかな?
と、思う程度ですが
そこまで大きな音だとも思いませんでした
この当時の製品では当たり前なレベルの音だと判断出来ますよ
この動力は後年、フライホイールが省かれた動力ユニットとなり
その後のマイクロクス、マイクロエース(有井以前)に引き継がれて行った動力でしたね
現在のマイクロエースで言えば、リニューアル前の185系に組み込まれていた動力でもありましたね
さてさて
このキハに組み込まれていた動力は、台車こそDT22のモールドと言えますが
床下機器は電車用の物でした(笑)
いずれ手を加えるかもしれませんが
今は細かいところを気にせず
走りを楽しみたい
そんなモデルと言えますかね(笑)
今回は以上です…m(_ _)m