2021年1月23日の愛媛新聞に以下のような記事が載っていました。
見出しは『重文の絵巻2.4億円で落札』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/50/e56e0059c360c998e4a4b6a0b362363e.jpg?1638586966)
国の重要文化財の絵巻物「紙本著色拾遺古徳伝 巻第八 西脇家本」が18日、オークションにて2億4390万円で落札されたそうです。
絵巻は鎌倉末期の作品で、九巻ある内の八巻目で、写真には法然上人の臨終のシーンが描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c6/ec610fdb0f5b874e9da2d1b072d81b3a.jpg?1638588739)
阿弥陀三尊像の前に横になった法然上人が合掌して今まさに往生される瞬間です。
周りの人達は法然上人との別れを惜しみ、泣いてる人も沢山見えます。
左からは雲に乗った二十五菩薩と阿弥陀如来が来迎されているはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/15/544dcaced9afa8d13d88f593137ebdfe.jpg?1638589462)
この記事には大事な阿弥陀様の姿は無く、先頭の菩薩様しか写っていません…。残念!
個人が保管していたようですが、今回どなたかが買われたようです。(落札者は非公表)。
重要文化財が売りに出されるのは極めて稀だそうですが、個人的には浄土宗が買い取って欲しかったですね。。(笑)