久万 ほうねんじ のブログ

法然寺でのスローなできごと。

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2024年06月07日 | 日記



みどりの風よ これからだ
さえずる鳥よ これからだ
みちくる潮よ これからだ
萌え出る葦よ これからだ

     坂村真民のうた

坂村真民は、明治42年熊本県の生まれ。
戦後、愛媛県に移住。高校の教師をしていた。真民といえば「念ずれば花ひらく」が有名だが、一遍上人を敬愛し、仏教詩人として多くの詩を残した。

私が、この詩に出会ったのは東京での書道展を見に行った時だった。
新緑の緑、巣立って鳴く鳥、満ちてくる海、ぐんぐんと伸びる葦。「これからだ」という言葉に怒涛の勢いと広がりを感じた。

巣立つといえば、巣箱の卵。



少し前に撮った写真だが、すでに雛が何羽か孵っていた。卵も見えるが現在は全て孵化していると思う。
巣立ちまでは、まだ暫くかかりそうだ。




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