
雨の降る日曜日でしたが、神事が始まる頃には日が射してくるお天気になり、山の中でも例年に比べ寒くなく、暖かな祭りとなりました。
丹倉(あかぐら)神社は、山中にある大岩がご神体で社はなく、花の窟神社と同じようになっています。
午前10時に有限会社赤倉水産の中平さんにより祭りが進められ、昨年と同じく田岡元市議が祝詞をあげ神事を進行していきました。
ひっそりとした山の中の厳かな例祭は、熊野信仰の一旦を垣間みることが出来、この里の人たちによって守られている大きな岩がご神体の丹倉(あかぐら)神社には、不思議な魅力があります。
神事が終わり、宴となった時、隣り合わせた方が始めていらした方でしたが、この神社の雰囲気がとても素敵ですね、と言っていました。
持ち寄った料理を食べながら過ごし、いつものように最後には餅まきがおこなわれ、山里赤倉の祭りは終わります。
そして、ひっそりとした空気がまたこの神社を包み込み時間が流れることと思われます。
お時間のある方は、一度訪れてみてください。
神社内にある大きなご神木。
毎年この木に出会えるのも喜びの一つです。