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小雨がぱらつくお天気でしたが、会場となった熊野市木本町 記念通りには大勢の人が行列を作って、午前10時からの「さんま丸干し1000本」の振る舞いを待っていました。
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ここ数年、熊野灘のさんまの水揚げは激減しており、さんま漁をおこなう漁師が廃業の危機になっていることが中日新聞などで取り上げれれています。
今年も定置網に入ったものが少しで、厳しい状態です。
熊野特産のさんま丸干しは、七里御浜の海岸で天日干しされる風景や、遊木漁港に大量に水揚げされるシーンが懐かしいほどです。
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熊野にさんまが戻り、いつもの冬の味わいが戻ることを願うことしかできませんが、熊野のさんま丸干しは本当に美味しいのです。