井樋橋(いびばし)といいます
慶長13年といいますと・・・西暦1608年に出来たそうです
この辺りは土地が低いので満潮時に川には有明海の海水が逆流して来ます
この川は潤川といって緑川の支流浜戸川にそそぐ、流れの少無い川なのです
源流は、宇土市の花見スポットの立岡自然公園の堤から流れています
加藤清正は、この流域のかんがい用として、南田尻村に石で井樋橋(長六の石井樋)を造りました。
簡単に言うと引き潮の時は門が開いて、満ち潮の時には戸が閉まるように作った物なのです
なるほど
随分昔から人々の役に立っている水門なんですねぇ
この付近だけ昔の石積みの石が散乱しています
名前は井樋橋と橋の名が付いていますが、実際には水門の為の用途が強かったと思われます
橋は一部割れていました
その間から轟々と水の流れる音が聞こえてきます
逆流している流れがあります
よく見てみると蓋の一部が破損して逆流しているようですねぇ
橋の一番先のところです
中を見たかったのですが、飛び降りてしまうと上に這い上がれない感じでしたので断念しました
結構高いんですよ
車と比べると良く判ると思います
石が少しピンク色をしているのが判ると思いますが、この石は阿蘇の馬門石(阿蘇ピンク石)と云うそうです
直ぐ横には新幹線の高架が見えます丁度満潮時みたいですね~
おっと 動画でも撮りました