この蛭子神社は、明治42年に神社統合で壊されましたが、昭和12年枕崎漁業会により現枕崎冷蔵附近に復活しました
しかし、台風で倒壊したので、昭和30年に枕崎市漁業協同組合によって再建されたと書かれていました
毎年旧暦6月16日には「六月灯」という祭事が行われているそうです。
海岸の広大な敷地にひっそりと建っています
枕崎漁港と言えば遠洋漁業のイメージです
一度出たら中々帰れない生活の中必要に迫られて建てられたものだと思います
飾り毛は有りません
海岸の神社なので台風等で何度も壊れたので、最終形の現在の形に落ち着いたものだと思います
古さによる歴史的な感じは全然残っていませんが
皆が本気で祈っているんだなぁって感じを強く受けました
とてもシンプルですが心がこもっています
飾りや豪華さは要らない
皆がいつも祈り続け感謝続けることが大切なんだぁ~ と聞こえてくるようです
遭難して亡くなった漁師の慰霊塔です
いやぁ~
ココに来て良かったぁ~
今までのえびす神社への思い・・・大漁を願って祈ってました
そんな事なんかより、元気で生きて帰って来て欲しいって事への思いの強さをとても強く感じ自分が恥ずかしくなりました
漁に行く人だけでは無くて残る人の神社でもあったと思います
枕崎ガイド情報の中にこんなことが書かれていました
えびす様・・・・といえば勿論「七福神」の一人。
戎、恵比須、恵比寿、蛭子・・・・とも書かれています。
もともとは東を守る神様です。
昔は「戎=えびす」と書いていたようです。
戎には「東方」という意味もあり、遠方から福運を運んで来てくれる寄神=よりがみとして祀られていました。
日本各地の漁村には初漁祝・大漁祈願など、海の富を授けてくれる「豊漁の神様」や「豊作の神様」としても崇(あが)められています。
また、恵比須さまは釣竿を持ち鯛を抱いています。
その姿は「魚を網を使って大量に取るのではなく、先を見越して少しずつ釣る」ことを現しています。
暴利を貪らない清廉の心の象徴とされています。
そんな地道さが商人に喜ばれ、恵比須さまは「商売の神様」「商売繁盛」の神様になりました。