暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

1番

2019年03月06日 | 古民家

 トップを取る・・・どの世界で活躍する人も、No1になる事を夢見て・・・誰もが切磋琢磨しているのだろうと思います・・・。

「2番じゃあだめなんですか・・・」のやり取りの意味合いは、違う次元の話しとしても・・・・

自分が成し遂げて来た内容に対して・・・評価をして頂き・・・それが多くの人に受け入れられるとなれば・・・

苦労も報われ場合もありますし・・・・自分のこれまでを繰りかえって・・・満足度も違ってくると思います・・・。

職人の世界でも・・・腕を見せる「場」があります・・・・。

一般的には・・・安くて・早くて・正確で・・・・クレームの少ない住宅が出来れば良いと思うのでしょうが・・・

それは・・・少しでも面倒な事はしたくない・・・・余計な経費と無駄な労力はかけたくない・・・ハウスメーカー的な考え方・・・

(お客様満足度をUPをうたい文句にする会社も多いですが、あくまでも個人的な見解です。)

本来は・・・安心・安全・安らぎの持てる住まい・・・長く住み継がれる住まい・・・

それには・・・正しく・丁寧で・・・見えない所にこだわりを持った、住まい造りの出来る職人さんが携わった建物が・・・

本当に良い手仕事だと思っています・・・。

国宝や・・・重要文化財のような、国家単位の仕事は、多くの手間と時間をかけて造るのが当たり前ですが・・・・

普通に暮らす住まいは・・・関わる多くの人達の手で育てる・・・・

時間をかけて家族の住まいに育てて行くのだと思います・・・。

それには1番も・・・2番も無く・・・・オンリーワンがあるだけ・・・・

世界に1つしかないオリジナルの住まい・・・・

設計士さんも・・・職人さんも・・・競い合うのでは無く・・・その人に合った住まい造り・・・

1番になるのをあきらめる考え方でも・・・2番で良いと思うのでも無く・・・・

住み継ぐ誰に対しても・・・恥ずかしくない造りを・・・・

いつの時代の人達にも・・・見て・感じてもらえるような住まい造りの考え方ではないのかな・・と想います。

 

 

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