トップを取る・・・どの世界で活躍する人も、No1になる事を夢見て・・・誰もが切磋琢磨しているのだろうと思います・・・。
「2番じゃあだめなんですか・・・」のやり取りの意味合いは、違う次元の話しとしても・・・・
自分が成し遂げて来た内容に対して・・・評価をして頂き・・・それが多くの人に受け入れられるとなれば・・・
苦労も報われ場合もありますし・・・・自分のこれまでを繰りかえって・・・満足度も違ってくると思います・・・。
職人の世界でも・・・腕を見せる「場」があります・・・・。
一般的には・・・安くて・早くて・正確で・・・・クレームの少ない住宅が出来れば良いと思うのでしょうが・・・
それは・・・少しでも面倒な事はしたくない・・・・余計な経費と無駄な労力はかけたくない・・・ハウスメーカー的な考え方・・・
(お客様満足度をUPをうたい文句にする会社も多いですが、あくまでも個人的な見解です。)
本来は・・・安心・安全・安らぎの持てる住まい・・・長く住み継がれる住まい・・・
それには・・・正しく・丁寧で・・・見えない所にこだわりを持った、住まい造りの出来る職人さんが携わった建物が・・・
本当に良い手仕事だと思っています・・・。
国宝や・・・重要文化財のような、国家単位の仕事は、多くの手間と時間をかけて造るのが当たり前ですが・・・・
普通に暮らす住まいは・・・関わる多くの人達の手で育てる・・・・
時間をかけて家族の住まいに育てて行くのだと思います・・・。
それには1番も・・・2番も無く・・・・オンリーワンがあるだけ・・・・
世界に1つしかないオリジナルの住まい・・・・
設計士さんも・・・職人さんも・・・競い合うのでは無く・・・その人に合った住まい造り・・・
1番になるのをあきらめる考え方でも・・・2番で良いと思うのでも無く・・・・
住み継ぐ誰に対しても・・・恥ずかしくない造りを・・・・
いつの時代の人達にも・・・見て・感じてもらえるような住まい造りの考え方ではないのかな・・と想います。