暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

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2019年03月15日 | 古民家

 日本昔ばなしの中から出て来たような・・・大きな屋根の日本家屋・・・

代表的な屋根の「茅葺」もそうですが・・・・

基礎になる石・・・・構造材で使われる、柱・梁材・・・

すべて、近くで取れるものを利用して・・・庶民の家であればなおさら・・・比較的手に入りやすい素材を使って・・・

住まい造りに生かして来ました・・・。(稲藁葺き・・・麦藁葺きなどもありました。)

日本の住まい作り・・・どれだけの外材が使われているのでしょう・・・・?

いろんな取り組みの中で・・・県産材を使いましょう・・・と頑張って補助金も出しましたが・・・

あまり浸透せず・・・・・・次の策で・・・国産材を使いましょう・・・・!・・・に路線変更してみました・・・・・。

少し動きがあったように思われますが・・・林業全体が元気になるほどではありません・・・。

海外から木材を輸入すると・・・当然、その国にお金を支払います・・・。

持ってくるまでの運賃も支払います・・・。

海外の会社は儲かり・・・海外の雇用は生まれるかもしれませんが・・・

日本の輸入会社さんは儲かっても・・・日本の林業は潤わず・・・地域の雇用も生まれません・・・

日本の木材を買えば・・・材木屋さんにお金を支払います・・・。

材木屋さんが潤えば・・・・地域の雇用にもなり・・・地域が元気になります・・・。

一番は良い事は・・・日本の中で、お金も仕事もまわります・・・。

海外の材料の方が価格的に安いのかもしれませんが・・・・国の中で循環する仕組みを造らなければ・・・

いつまでたっても・・・・補助金ありきの社会構造から抜け出せず・・・

自給自足の仕組み造りは出来ません・・・。

地域で取れるものを・・・地域で消費して・・・地域で循環する・・・・

たまには・・・物々交換のように・・・地域の特産物を・・・・自前の特産物と交換して・・・

南北に長い国・・・日本の特色を生かした・・・食文化の違いを楽しむ・・・・

当然、住文化も地域で違いがあるので・・・・地域で育った木材で・・・地域の気候にあった育ち方をした素材を・・・

地域の伝統的な技術で組み上げる事が・・・住みやすく・・・長持ちして・・・心地良く暮らせる住まいになります・・・。

当たり前のようにあった素材が、地元で取れなくなった事情もありますが・・・・

地域を盛り上げ・・・元気を取り戻すには・・・・・

見えているようで見えていない、身のまわりの良さに気付き・・・みんなでシェアする事だと想います。

 

 

 

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