風を摑まえて空を流れる鳥のように・・・
目に見えない空気の重さと軽さを感じながら・・・雲間を自由に移動出来れば・・・
訳もわからず気持ちが軽くなるような気がして・・・一瞬で違う世界に行った気持ちになる・・・
はるか高く・・・もっと高く、果てしなく高い場所を目指して・・・
人が踏み入ってはいけない場所まで入り込んで・・・
天にまで届くかと思うほどの人工物を築き上げようとして・・・。
その高みに行けば・・・何かしら待ち望んでいるモノが手にはいると信じている・・・。
断食や・・・滝行・・・煩悩を捨てようと思い悩む人がいれば・・・
我先にと、私欲に貪欲な人もいる・・・。
何が間違っているか合っているかでは無く・・・
どの立場を望んで、今を暮らそうとしているかの違いだけなのかもしれない・・・。
足し算の暮らしが・・・今の社会の暮らしなら・・・
引き算の暮らしが、古民家の暮らしのような気がします。