すれ違う人と人・・・おはようとかこんにちわとか・・・
犬とか猫とか・・・すれ違いに何を言っているのか解らなくても・・・
目を合わせれば、おはようとかこんにちわとか話してみたりする・・・。
廻りにいる誰もが知り合いで・・・知らない場所も無いくらい小さな町の中は・・・
お互いの思いやりの中で暮らしている・・・。

古びた看板の・・・古びたお店の中は、いつの時代も過ぎた時間がもてあそんで・・・
変わる事の無い長い時間は、この先も続くと思っていただろうに・・・
繋がる時間に限りはあって・・・永遠は見えないけれど、次の世代が継いで行けるなら・・・
古びて乾いた町の様子は・・・変わらないでいるような気がする・・・。

空き家はこのも先すれ違い・・・出会える人が居なくなると寂しくて・・・
家族の誰かと暮らしは温められなくても・・・どこ会で出会ってどこかで巡り合えば・・・
知らない誰かと暮らして行ける・・・これからの住いになって行くのかも・・・。
一時を過ごす住まいでも無い住まい造りが広がれば・・・そんな夢のような時間は・・・
すれ違う事なく・・・出会いが繋がって行くと思う。