暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

~年

2022年12月20日 | 古民家
 100年前には、おとぎ話しか夢物語だった暮らしが・・・足元に転がる石ころみたいで、拾ってみようとも思わなくなって・・・
200年前には・・・妖術か魔法くらい摩訶不思議な暮らしが・・・
空気みたいに・・・無くなるなんて思わないほどいつもの事で・・・。
そんな時間を過ごして繋がれて来た古民家が・・・当たり前にある暮らしが残る場所と・・・
空気みたいに見えなくなってしまった場所がある・・・。

うるおぼえで伝わる伝統は・・・どこかで迷いもするけれど、繋がれ守られて来た住まいは文化を残し・・・
当時の暮らしをそのまま残して・・・時代で変わり、家族が変わりながら暮らしも伝えてくれる・・・。

どこの誰が住んでいて・・・誰のどこから伝わり継がれたかも響かない住まいが、空き家になり失われて・・・
歴史が伝わる伝統の住まいが解体されて行く・・・。
どちらも・・・行く先は同じようでも・・・
廃棄されるモノと・・・再生されるモノ・・・
造りや素材の違いが、想いと歴史の違いが・・・
その先に残される時間を持っている住まいになるような気がします。






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