暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

大股

2022年12月27日 | 古民家
 下から見上げる・・・上から望む・・・人の目線は可笑しいもので・・・
目の前しか興味の無い低い目線は・・・真新しい世界に包まれた魅惑の毎日で・・・
それなりの中くらい目線は・・・平凡な毎日で・・・
背高ノッポの鳥の目線は・・・どこまででも見通せる幸せの目線になる・・・。

大げさなほど忙しい子供の暮らしと・・・困ったくらい忙しい大人の暮らし・・・
行き違いが多けれど・・・どこかで繋がり導いて、子供と思っていた時間はとっくに過ぎてしまい・・・
振り返る間もなく追い抜かれてしまう・・・。
同じ一年が、チグハグと時を刻んで・・・子供と大人の歩幅は、同じ時間なのに、大股で歩くから大人は早く感じてしまうのかも・・・。

先人が灯して来た道筋は・・・見えていないようで、遠い場所を手探りで示して・・・
迷いながら、遠回りしながら・・・間違えながら新しく生まれ変わりながら・・・
消えそうになりかけても・・・抱えて来た伝統や文化が残るのは・・・
いくつもの目線で感じる違いが・・・廻り廻って前に向いて・・・
小さな歩幅と大きな歩幅が絡まり・・・繋がりはバランスが取れているのかも知れない。




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