暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

水神宮(妻沼町)

2018-09-28 20:49:46 | 水の神
深谷の増田氏館跡を探している途中でこんな祠を見つけました。

福川の河畔にある水神宮です。









現在では整備が進み面目が一新された福川ですが、以前は、とろりとした流れの弱い川で、

青黒いような水の中から河童でも出てきそうな川でした。

わたしはよく斎藤氏の館の近くで釣りをしたものでしたが、

秋になると、水が澄み、たくさん魚が釣れたのが記憶に残っています。

2018年08月13日 訪問

神流川丸岩と鮎神社 (群馬県)

2018-09-23 16:26:45 | 水の神
神流川の下久保ダム上流は、美しい渓谷があります。

美しいとは言っても、新道開通によって大分興趣が減じたのですが・・。

2018年07月31日に訪問いたしました。

私が、初めてここを尋ねたのは、1986年の早春でした。

秩父鉄道の皆野駅から出発して、徒歩で志賀坂峠を越えて群馬県側に出たのですが、

さすがに、足が棒というよりも、ひざが反対側に曲がりそうでした。

なぜ歩いたか・・・。

それは資金不足だったからです。

さて、今回はさすがにそんな真似をしようとは思いませんでした。


さて、神流川の奇勝、丸岩です。岩の上に誰か住めそうですね。

盆栽のようです。
















さて、この丸岩に並ぶようにして、珍しい名前の神社があります。

神流川鮎神社です。









祠の台座は対岸にある石灰岩鉱山、叶山の頂から降ろしたもののようです。

以前は、この他にも謂れのある奇岩があったのですが、どこに行ってしまったのか。

旧道を丹念に探さないと見つからないでしょうね。

いつか探したいと思っています。
 

浮島弁財天の水神像(茨城県稲敷市)

2018-09-01 15:41:29 | 水の神
2018年08月05日に、本業の方の関係で茨城県に調査に行きました。

現地に早く着いたので、近くの神社に行きました。

そこにあった水神像です。

身体がヘビなんですね・・・。



私は水の信仰に関心があるのですが、

こんなにもろにヘビの神像は、初めてみました。



村岡九頭竜大権現石祠(熊谷市)

2018-05-06 22:00:47 | 水の神
村岡九頭竜大権現石祠は、荒川大橋の傍ら、村岡側にあります。

この付近は、過去何度も荒川の水害に見舞われており、堤防が何重にもなっております。



創建時期は不明だそうですが、現在の石祠は大正15年に再建されたものだそうです。

この辺りは、以前、川砂利関係の会社があり、砂利を運ぶトラックが走り回っていたので、

今でも砂っぽい感じがします。






少間池跡(熊谷市)

2018-05-04 21:49:52 | 水の神
水の神にも様々ありますが、この記事では少間池(さやまいけ)跡について、

書きたいと思います。

少間池跡は、熊谷市西部にある観音山の近くにあります。

私が少間池を初めて見たのは、1983年頃だったと思います。

当時は、水田の中にある水深30センチも無いような沼地で、周囲の10aほどではなかったかと思います。

少間池は祭祀遺跡で、遊水地を神として祀ったものでした。

現在の少間池は水田区画整理のために単なる整備された水田になっております。




写真では、かなり高低差のある崖の上に石祠が建てられていますが、

1983年頃の少間池の背後は緩やかな緩斜面で、このような崖はありませんでした。



新しい石祠の脇に、かつての古い石祠の一部が安置されていました。



当時写真を撮影したのは間違いないと記憶していますが、残念ながら古い写真は紛失してしまいました。

もし発見できた時には、記事に書きたいと思います。