花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

大真名子山の写真点描

2010年11月04日 | 写真

山頂から見る三角点の有る場所・右の尾根の上に黄色の印を入れたあたりである。
背景は、手前から太郎山、山王帽子山、三岳が並ぶ、麓を唐松の黄葉が染める


大真名子山の三角点、廻りがうっすらと雪に包まれている。


登山口から登って唐松林を過ぎると、樹林帯の中に最初の神像、八海山神像が有る。
大きな倒木が、わずかに神像から外れて倒れかかっている。これも神の力か。


荒れた登山道の急登が続く、廻りはコメツガなどの樹林帯で展望はあまりない。


やがて右前方に大きい岩が見えてくる。つららが無数に下がっていた。


久しぶりに大きなつららを見た。
昔、田舎の山では、喉が渇いたとき、つららを折って口にしたものだが


大岩を左に迂回して登ると、第一のクサリ場が有る。右下の根元にクサリが見えると思う。
ここを上の岩まで登ると、やや平坦な尾根になる。


再び樹林帯に入り、又山腹を登るようになると、昨日紹介した三笠神像の場所につく。


三笠神像の後ろから見る男体山、山頂の雲が取れ白い樹氷が見える。


三笠神像から再び急登の連続になり、その先に最後の難所「千鳥返し」が待っている。
この写真は千鳥返しの上半分に当たる場所で、上の岩の間から千鳥返しの札が下がっている。
上から覗くと、ほとんど垂直に見える勾配である。

(注) 昨日書いた「日光三険」を調べたところ、一つはこの「千鳥返し」で、あとの二つは
女峰山の山頂から帝釈山に掛けてのやせ尾根の「馬の背渡り」と、太郎山の登山道の一つ
「新薙」のガレ場だと言う。
「千鳥返し」と「馬の背渡り」は歩いたから、残りは新薙のガレばである。
いつかは歩きたいものだ。


千鳥返しを登り切ると、左側が切れ落ちた崖の上に出る。そこから明智平方面が展望出来る
右の暗い山裾が男体山で、その山裾の奥に白い建物の影が映っているのが明智平
明智平の真後ろが薬師岳で、峰続きで左奥に見えるのが夕日岳、
高所恐怖症の私は、恐くて崖下を覗くことが出来なかった。
この写真は、右側の石に腰掛けて撮ったもの。千鳥返しより、こっちの方が恐かった。


山頂から見る女峰山、左のピークが帝釈山、右のピークが女峰山、間のやせ尾根が「馬の背渡り」
この馬の背渡りには、地図には載っていない山名が書かれた小ピークが有る。


2008年の7月中旬、馬の背渡りで見た山名「専女山」と書かれた表示があった。
設置者もいわれも判らない山名である。


こちらは、ご存知小真名子山、大真名子山とセットで語られる事が多い山である。
先日登った五色山から山頂の反射板が光って見えた。
私は、いまだに登っていない山なので、詳しくは知らないが、電波の反射板が有るという。
何の電波をどこへ反射しているのだろうか。


光徳周辺の唐松の紅葉が一面に広がって。