花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

筑波山麓水源の森づくり

2010年02月27日 | ボランティア
朝、窓から外を見たら雨がザーザー降っている。
今日の森づくりは中止だなと思っていたが、時間になっても中止の連絡が来ない。

責任者に電話したら、「10時頃になれば雨が止むと言うことなので、11時集合に変更して
森づくりをやります。」との返事。
えーっ やるのー。
こっちは完全に中止のつもりでいたので、あわてて準備する。

草刈り機と混合ガソリンを入れた携帯缶を車に積み込んで、すぐに出発。
途中コンビニに寄って飲み物と昼食のパンと今日のくだもの「大満足ミックス」を買う。

集合時間より早めに着いたので、草刈り機の手入れをしていた。
そのうち雨も上がったが、筑波山の山頂はまだすっぽりと雲に覆われている。

やがてみんなが集まって来たが、雨の影響で参加者が少ない。
早速山に入って「しの竹」刈りの準備をする。

刈り始めようと思ったら、すでに刈ってある「しの竹」が斜面に一杯ある。
ジャマだから片付けてからやりましょうと言うので、全員で「しの竹」を集めて燃やす事に
なった。

この写真の「しの竹」を燃やしている場所は、耕作が放棄されるまで棚田だった所なので
湿地の様にぬかるんでいて、火を燃やすのには安全な場所である。
ここも前回の森づくりで「しの竹」を刈った場所でもある。

片付けは午前中一杯かかってしまったが、仕方が無い。
午後は2時過ぎまで「しの竹」刈りをやった。
その後は後片付けに当てて、残りは次回にやることに。




この時、棚田の管理をやっている方から驚くべき話を聞いた。
棚田から蛙の卵を盗んでいく人がいると言うのだ。

なんでもその卵をタガメなどのエサにするらしい。
それで余った卵は、ネットのオークションなどで販売もしているとか。
オークションの会社に事情を話して、そのようなオークションは受け付けないように
要請もしているそうです。

棚田で生物多様性の調査もしているので、卵を根こそぎ持って行かれたら、大きな痛手に
なることは火を見るより明らかなのです。

これは「アカガエル」の卵

なんでもアカガエルは、産卵の後もう一度冬眠するそうです。
午前中に可愛らしい声で鳴いていたけれど、今頃は冬眠中なのかな?


今日は、もう一カ所で、山の整備を地元の方が中心でやっている所でも煙が上がっています

あの場所で、今度ジャニーズ事務所のニュースとか言うグループが来て、植樹をするらしい
話によると、TV番組だかコマーシャルの撮影のためだそうです。
日にちは3月9日とか言ってましたが、そのため、その前にもう一度山の整備をやるので
手伝って欲しいと頼まれました。
吉永小百合さんでも植樹に来るんなら頑張るんだけれどね。(笑)

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