THE MEN WHO STARE AT GOATS

こちらが原題です。
それを「千原ジュニアの映画製作委員会」で、千原ジュニアが宣伝会議に参加、
それをその場で洋画に邦題をつけるという企画が収録された。

この映画は、実在した米軍の超能力特殊部隊を描き、
なんとジョージ・クルーニー、ジェフ・ブリッジス、
ユアン・マクレガー、ケヴィン・スペイシー、
など大スターが主演するハリウッド大作。
その邦題「ヤギと男と男と壁と」

なのに単館上映！！！

またもや行ってきました。大阪周辺をぐるりと廻ってスカイビルの３階へ。
炎天下の中、出来る限り地下街を通りながらせっせと歩いてきました。

映画はいきなりから笑いが起こる。ジョークたっぷりです。
ユアン・マクレガーが主人公の理由もジョークのひとつ。

原案は「実録・アメリカ超能力部隊」というノン・フェクション

ユアンは新聞記者なのだが、愛する妻が編集長と出来てしまい離婚。
その傷心に軍に付いてイラクに行く事に。

それ程、大した目的も無くイラクに行って出会ったのが
超能力部隊に居たと云う男リン・キャシディ（ジョージ・クルーニー）
そこから2人の不思議で可笑しなロード・ムービーが始まる。

この超能力、壁抜けやヤギの睨み殺し、遠隔視、そして「キラキラ眼力」
これを超真面目な顔でクルーニーがやっちゃう！
ケヴィン・スペイシーだってやっちゃう。

だけどその部隊の真の目的は「ラブ＆ピース」なんですね～。
相手に戦う気力を無くさせたり。殺さない武器を考えたり。

軍服は着てるんだけど。戦闘シーンは殆ど無し。
とてもおかしな映画でした。