ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム「子宮回帰」

2017年08月16日 08時43分12秒 | owarai
教育心理学者の伊藤隆二さんは
「子供は寂しくなったときも、
そしてうれしくなったときも、
真っ先に“母”を求める。

母を求めてひた走りに走る。
そして“母”という不思議な
世界に包まれて、心から安ら
ぐのである。

専門語で“子宮回帰”という
のであるが、子供は意識の下
で、かつて過ごしたもっとも
安定した“場”である母の
胎内に帰りたいという願いを
持って生きている」と語り、

さらに、「子供にとって原点
ともいえるその“母”が鬼に
なり、悪魔になって子供を
苦しはじめた“母”の役割
は、安らぎの“安”の漢字が
示すように、

“家の中でやさしくおお
らかに、そしていつでも微
笑んでいる女性“であること、
そのことにあるのに、その
“母”が子供を叱り、急かせ、
勉強を迫る調教師になってし
まった」とも語っています。


62体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』

「あい と いろ」― Ⅱ -

2017年08月16日 08時17分48秒 | owarai

大抵の人にとってはじめての、
「あい」は随分と大人になっ
てから経験するものである。
(念のために言っておくと、
恋は「あい」ではない)

若げの至りなんかがあったり
して、多くの人は「いろ」を
先に経験してしまうだろう

「いろ」は、体が幾つあった
ってそう簡単にできるもので
はない。

すなわち、
「あい」は心でするもの。
「いろ」は体でするもの。
などと、ざっくばらんに
分類してみる。

心と体、どちらのほうが自分
の言うことを聞いてくれるか
といったら、それはもう人そ
れぞれであるので、
どちらがより扱いやすい、と
いうこともないと思われる。


「いつも瞳は澄んでいよう」

2017年08月16日 05時40分56秒 | owarai
明治の女流歌人・与謝野晶子
の生まれつきの器量は、あま
り恵まれていなかったそうで
す。

それが晩年の晶子はほれぼれ
するほどに美しかったと言い
ます。

堺の旧家のいとはん(お嬢様)
として育った晶子が、与謝野
鉄幹を慕って家出、たくさん
の子供をかかえ、貧困にあえ
ぎながら夫の鉄幹を励まし歌
や文学の道を生き抜いた厳し
い生きざまが、

晩年の晶子を、いぶし銀のよ
うな美しさに磨きあげたので
しょう。

昔からの諺に、
「目は口ほどにものをいい」
「顔は心の窓」といいます。

どんなに美しい目や美しい
顔立ちをそなえていても、
その目に光がなく、その顔に
生気がなければ、少しも美し
さは感じさせない。

美しさは造作ではないのです。
ましてや塗ったり染めたり
するような洗ったらはげてし
まうようなお化粧で左右でき
るものでは決してありません。

“いつも心は燃えていよう
  消えてしまっては駄目
いつも瞳は澄んでいよう
 濁ってしまっては駄目