ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

放念を、『わたしなしでも平気?』

2018年03月21日 16時06分35秒 | owarai

「お客様、大丈夫ですか?」
すぐ近くで物音がしたような
気配がして、あなたははっと
我に返る。

「はい?」
問い返したあなたの真正面に
立って、あなたを見つめている
バーテンダーのまなざしにぶつ
かる。が、その目は微妙にぶれ
て、ふたつではなくて四つ、あ
るように見える。おかしい。突
然、乱視になってしまったのか。

あなたはあわてて目をこする。
「少し、お具合が悪そうにお
見受けしましたの・・・・」
「あ、いえ、そんなことない
です、大丈夫です」
強いカクテルのせいなのか、ほ
んのつかのま、カウンターの上
に両肘をついたまま、片足だけ、
夢の世界に引きずりこまれてい
たようだ。

それにしても、気持ちのいい夢
だった。いつまでも見ていたい、
永遠に醒めたくないと思えるよう
な。夢のなかで、ふたりはベット
のなかにいて、彼はあなたに囁い
ていた。

あなたの体を優しく抱きしめて、
「妻にきみのことを打ち明けた」
と。何もかも話したよ。別れる
つもりだ。俺にはもう、きみしか
いない・・・・・。

腕時計を見ると、午後七時を
三十分以上、回っていた。
「同じものを、もう一杯」
あなたは注文する。バーテンダー
の背中に向かって、ため息をつく。
彼はまだやって来ない。どこからも、
姿を見せない。エレベーターの扉は
さっきから何度も、開いたり、閉ま
ったりしている。が。彼は乗って
いない。

あなたは気づく。やっとのことで、
悟る。今夜、彼は来ないのかもし
れない。いや、来ない。来ないに決
まっている。今日の約束は、あの
約束だったのだ。

あの約束――――

いつだったか、このバーのちょうど
真下にあるはずのベットの上で、
交わした指切り。

「いつものように待ち合わせをして、
仮にどちらか現れなかったら、それを
『別れ』のメッセージにしよう。
きれいさっぱり、あと腐れなく、
別れよう」
ついさっき見た、気持ちのいい夢が
一瞬にして、悪魔にすり替わる。

夢のなかで、誰かの体を抱きしめて
いるのは夫だ。夫は恋人の耳に囁い
てる。
「妻にきみのことを打ち明けた。何
もかも話した。別れるつもりだ。
俺にはもう、きみしかいない・・・・」

まぶたをこすっても、こすっても、
あなたの目にはすべて二重に映って
いる。


メイクに愛情を。

2018年03月21日 15時24分37秒 | owarai

ファンデーションがよれたまま
なのに、時間がないからといい
加減にスポンジで伸ばし、
口紅も小さなファンデーションの
蓋(ふた)についている曇った
小さな鏡を覗いてさっさと済ませる。
これでは勝負も台無し。


メイクの出来は70%以上がファン
デーション段階で決まります。

コツをお教えします。
1、コントロールベースを少量
ずつていねいにぼかしていき、
肌のトーンを均一にする。

2、肌の色に合ったファンデー
ションを(やや少なめの量で)、
スポンジや中指をつかってたた
きこむようにする。

3、ステック状のコンシーラ色は
ファンデーションより一段階
明るめのものを。ソバカスや
シミなどの補正、Tソーンの
ハイライトなどにつかう。

4、仕上げパウダーは粒子の
細かいものを。
パフについた余分な粉は
手の甲で落としてから。


得るもの

2018年03月21日 09時11分07秒 | owarai

『一流の人ほど、自分
より年下の人から学ぶことが
できる』。

人間を年齢で判断する人は、
自分より年齢の若い人をバカに
して、言うことに耳を傾けよう
としません。

一流の人ほど、自分より年の
若い人の話に謙虚に耳を傾け
ます。

戦国時代の武将は、自分より
はるかに若い人を軍師に迎え
ます。

年下の師匠から学ぶことが
できたから、天下を取ることが
できるのです。


今ここをどう生きるか (それは何のためになるのですか)

2018年03月21日 05時58分02秒 | owarai
『つまるところ、それは何の
ためになるのですか?』
目的をかなえる手段として
修行するのではない。
自分が生きる意味に決着して
いないのに、人に生死の解決
を教えることはできない
  鈴木正三/江戸時代禅僧

この言葉は、「今の人は、仏法
は修行して悟らなければなら
ないと思っているようだが、
そうではない。仏法というもの
は修行して悟るものではない。

今をどう生きるかがそのまま
仏法の修行であり、それ自体
が悟りなのである」という
意味です。

修行とは「誰かのためにやる」
なんて恰好のいいものではなく、
今ここをどう生きるかである。

「修行」を「仕事」、「悟り」を
「信用やお金」と置き換えても
よいでしょう。
仕事でも「認められたい」とか
「儲けたい」という打算がある
と、なかなかうまくいきません。

鈴木正三は、「仕事をして儲か
らなければ、仕事をする必要
がないじゃないかと思ってい
るようだか、そうではない。

信用を得たり、儲けるから仕事
の意味があるのではなく、
ただひたすら仕事をすること
自体に仕事をする意味がある」
と言っているのです。