ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「魅力とは・・・」

2019年12月01日 11時52分01秒 | owarai

左右の顔の違い 
『人間の魅力は、自分自身を
解放すればするほど
深まっていく』

心理学者のアーサー・
ヤノフ博士によれば、

幼年期の拒絶された愛
の記憶は人の一生につ
きまとうという。

それが人の心に恐れと
緊張を生み出し、その人
本来の伸び伸びした個性
を抑圧することになる。
いわゆる三つ子の魂だ。

そして、
左右の顔の違いのひとつ
とされる。女優で均整が取
れている人は幼児期から
の発育に恵まれた人。

人は本来、個性という宝物
をひとずつ持ってこの世に
生まれははずなのに、

いつのまにか自分らしさを
見失い、学校や家庭や職場
で求められる偽りの自己像
に合わせ、
そしてつまらない自分になって
しまう。

趣味や人、動物への愛情など
で自己回帰をはかり、純粋な
気持を取り戻し、魅力的な自
分になりたいものだ。



放念を×108 己への戒めの為 「生きる根源的なエネルギー」

2019年12月01日 09時46分26秒 | owarai
「あれかこれかとなったら
マイナスを選ぶんだ。
これをやったら死ぬ、と
いう方に進むんだよ」
   / 岡本太郎

これはあの瀬戸内寂聴
さんに言った言葉だ。
寂聴さんが尼になった人生を
決めた一言として有名。

この内容は若者たちや、僧侶た
ちの講演会でもお話しをされ衝
撃を与えた。

マイナスや死を選ぶという言葉の
真意は、安住するなということだ。
⇒墓穴をほる(意
それまでの自分など振り捨てて
しまえ、そうすれば緊張感が生ま
れ、生きる根源的なエネルギー
が噴出してる、と。

岡本太郎は決して向こう見ずな
蛮勇の人ではなく、むしろデリケ
ートな人だ。

人が迷いやすい弱いものだと
知っているかこそ、岐路に立った
時に易きに、流れず、
自分を追い込むとを原則にして
いた。


YouTube
なんてったってジミーペイジ(天国への階段)

https://www.youtube.com/watch?v=8sIhbZSB-Wg

嬉しいはずなのに、幸せなはずなのに、どうしてこんなに胸が痛いのか。>「思い出は美しすぎて」

2019年12月01日 08時48分40秒 | owarai
失恋や卒業など、人生の節目
となるとき髪型を変える女性
は多い。

そしてどんな髪型をしていた
かで、その時期を思い出すこ
ともよくある。

人生上でのその地点を忘れ
ないために、髪型を変えずに
守り通す・・・・

嬉しさや楽しさではなく、
悲しさや辛さとつながって
いるような感じがする。

“自分史の忘れたくない
地点から

一度も変えていない髪型“

YouTube
Chet Baker - She Was Too Good To Me

https://www.youtube.com/watch?v=wbR_YP3Z_sY

相手を死なせるしかない

2019年12月01日 06時26分11秒 | owarai
大恋愛を経験
して、なお無事でいられたら、
それは本当に運の良いことだ
と思う。

たとえ相手に恋人や妻子がいな
かったとしても、究極、他者を
完璧に自分のものにすることは
できないし、幸福な時は永遠に
続かない。

その欲望を成就させるには、相
手を死なせるしかない。
だから私は純粋な恋愛とは本来
すごく危険なものだと思う。

一方で、その極限を上手く伝え
られる自信はあまりない。個人
的な経験というのは共有でき
ない。恋に溺れない人からすれ
ば、たかが恋愛で、と首を傾げ
るかもしれない。


YouTube
Uru〈名曲 cover〉BEST Ⅱ

https://www.youtube.com/watch?v=KUk3sOrX--E

「遠 恋」―刹那― Ⅰ

2019年12月01日 00時00分46秒 | owarai
東京へ向かう新幹線の中で、わた
しは思い出していた。
佳代子と過ごした、昨夜の出来事。

居酒屋風のお店で晩ごはんを食べ
たあと、「静かなところで、お酒
が飲みたい」と、言ったのは佳
代子だった。
佳代子は高校時代からの友人。

「知っているお店があるの」
佳代子が連れていってくれたの
は、祇園の街中の、細長いビル
の最最上階にあるピアノバー。
「ここ、学ぶさんと来たお店」
席に着くと、そう言って、佳
代子はふんわりと微笑んだ。

細身の躰を黒いニットのワン
ピースに包んで、胸もとには、
深紅の薔薇を象ったブローチ。
いつのまに、こんなに大人っぽ
くなったのか、心をかき乱され
ような笑顔だった。

「すてきなお店。さすがは、
学さんね」

学ぶさんというのは、佳代子が
三回生の頃からつき合っている
人。知り合ったときは、大阪に
単身赴任をしているビジネス
マンだったが、今年の春から、
奥さんと子どものいる東京に
戻ることになった。

「パリジャン、お願いします」
注文を聞きにきたバーテンダー
にわたしが告げると、佳代子は
間を置かずに続けた。
「三人分、作ってくださいますか」
パリジャンというのは、わたしたち
のお気に入りのカクテルで、ジンを
ベースにしたルビー色の飲み物。

ふたりで飲む時にはまずパリジャン
を頼み、そのあとはジントニック
やジンフイーズを頼んで、最後は
ドラマティーニでしめくくる。
三つのカクテルが届けられると、
わたしたちは乾杯した。

「カノちゃんの京都最後の夜に」
「ふたりの就職のお祝いに」
そう言いながら、それぞれのグラスを
取り上げ、カウンターの上に置かれた
ままのグラスに合わせる。
「千夏ちゃんに、乾杯」
それがわたしたちの、いつものやり
方だった。

千夏は二年前に亡くなった、わたし
たちの親友、膠原病(こうげんびょう)
という難病を抱えていながら、三人の
中では一番前向きで底抜けに明るく、
最後まで勇敢だった。

パリジャンを飲みながら、わたした
ちはひとしきりに、とりとめのない
話しに花を咲かせた。

前の日に、書店で出会ったあのひと
のことは、すでに居酒屋で話して
あった。
「ねえ、佳代ちゃん。何かほかに、
話しがあるんじゃないの」
さり気なく、尋ねてみた。

「学さんとは、うまくいってるの」
わたしの方から切り出してみた。
今夜はまだ一度も、彼女の口から
最近のふたりの話しがない。

佳代子は言った。
「うまくいってる・・・・・はず
ないよ。だって不倫だもん。不倫
してる人って、みんなおんなじこ
と、思ってるんだよね。これは
不倫なんかじゃない。恋愛なんだ
って。好きになった人に、たまた
ま奥さんがいただけよって、

でもそんなの、気休めに過ぎない。
空しい自己憐憫(れんびん)に
過ぎない。不倫はどこまでいって
も、やっぱり不倫でしかないの」
妙に明るい口調。それが佳代子の
哀しみを、いっそ際立たせている。

生まれた時から持っている、誰から
も愛されるよい面を、生まれた時
にすべての人が例外もなく持って
いる、澄みきった、愛(うつく)
しい心を、損なうことになって
も、失うことになっても、それを
承知で、佳代子みたいな聡明な
女の子が、不毛な恋に踏み込んで
いくのは、なぜ。

※自己憐憫
不幸を引き寄せることを知って、強い
意志を持つ。