ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「甘い恋のお話、ほろ苦い恋の話」

2019年12月02日 16時46分29秒 | owarai
わたしたちは今晩、摩天楼のもとで
過ごす夜に、ふさわしいお酒を飲ん
でいる。

彼女は、バーボンにレモンジュース
とグラナディンを加えた「ニューヨ
ーカー」を、
わたしは、カナディアン・クラブ・
ウイスキーをベースにした「マンハ
ッタン」を。

苦いお酒をほんの少しだけ口に含ん
で、それが舌に染み込んでいくのを、
愛おしむように味わう。

そんな飲み方を教えてくれたのは、
誰だったのか。ベットの中で、
口うつしに、この酒を飲ませて
くれたのは。

それが涙の味なのか、お酒の味な
のか、わからなくなるような夜を
過ごしたのは・・・・。

あぁ、ぼんやり思い出した。甘いか
どうかわからないけど、聞きたい?
「うん、聞きたい聞きたい」


むかしむかし、好きになった人たち
を思い出すとき、わたしはいつも、
弟のことを思うような優しい気持ち
になる。

だって、昔好きになった人は、好き
になったときには年上だったのに、
今はみんなわたしよりも年下なのだ。

彼らは年を取らない。永遠に年下の
まま成長を止めて、わたしの胸の
なかで生き続ける。

十九のとき、わたしが夢中になった
人は、男らしい人だった。
自殺未遂までして愛したひとだ。

三十四で優しい人に出会った。
優しい人とわたしはひとつ違いだ
った。優しい人のほうがひとつ年
上。

それぞれに家族があったが、それ
でもわたしたたちは惹かれ合った。

優しい人はわたしが事務員として
働いていた学習塾に、わたしより
少しだけあとに入社してきた。
講師として中途採用されたのだ。

優しい人がふたり分のコーヒーを
淹れてきてくれた。
「きみの名前、すごくいい名前だ
ね」

「ありがとう」
「名前だけじゃなくて」
優しい人の言葉はそこで、ふっと
途切れた。ほんの少しのあいだ、
ふたりとも黙って、手元のコーヒー
カップを見つめていた。

それはとても心地良い。清潔な
静寂だった。

それから優しい人は自分の身辺の
ことを、わたしはわたしのそれを、
ぽつりぽつりと話し始めた。

他愛ない世間話しとして。

わたしたちは相手の話に耳を
傾けた。自分とは関係のないところ
で営まれている赤の他人の人生の
物語に。

あとでそれらの物語がすべて、自分
自身の突き刺す刃(やいば)のよう
な物語になるとも知らずに。

放念を、『時は詩人』

2019年12月02日 12時43分15秒 | owarai
時は詩人である。皆さまは、
何を言っているのだろうと、と
首を傾げられるかもしれない。

しかし、詩人とは言葉の網で時
を生け捕りにする魚師みたいな
ものなので、多少の脈絡のなさは
お許し頂きたい。

そう、魚師である詩人は、文字を
打ち込むキーボードのキーに、
“今”という魚を、ピカピカ光る
鮮魚のまま封じ込めることにやっ
きとなる。

銀色の刃物のような尾びれや背鰭
と格闘しながら、命懸けにもなる。

また深い海に潜り“過去”という
名の美しい巻貝を盗むのに余地が
ない。

未来は波間に漂う深緑色の藻だ。
それを網で掬い上げ、先取りする
ことに懸命になる。

大海に生きる回遊魚のような人
の一生を見つめて、その生き様
を書き記す。

恋の歌を書いても、人生の喜び
や悲しみを綴ったとしても、そ
れは時を描くことに他ならない。

一瞬たりとも留まることのない
のも、消え去り、流れ去ってゆ
くものを追いかける作業。

今日もどこかで、時の狭間に迷い
込んだ詩人が、難破船で独り言
を呟いている。

所詮、勝目はないのだ。詩人が
どんなに頑張ったて、時の方が
ずっとずっと詩人なのだから。



YouTube
中森明菜・色彩のブルース  (MV 2002年) kitiusa

https://www.youtube.com/watch?v=ZY6ParP_YqM

「遠 恋」―刹那―Ⅱ

2019年12月02日 12時00分50秒 | owarai
新幹線は、名古屋駅を出たところ
だった。

スピードを上げて、走り続ける列
車の窓に顔をくっつけて、まるで
透明な壁から剥がれ落ちていくよ
うに、どんどん遠ざかってゆく景
色を眺めながら、思っていた。

愛だけでは、好きなだけでは、乗
り超えていけないことがある。

それなのに、
一直線に走り続けること
をやめられない。線路の先に持っ
ているのは、幸せという名の駅で
はないのに、

初めからそうだとわかっている
のに、走るのをやめられない。
きっと、それが、恋?
ここではないどこかに、棲んで
いる友だちに、わたしは問いか
けていた。

ねえ、千夏ちゃん。
わたしは佳代子に、なんて言
えばよかった。
そんな悲しい恋は、もう終わり
にしなきゃだめだと、言えばよ
かった?

その時ふいに、わたしの耳もと
に、あのひとの声が届いた。
俺、思いこんだら絶対ってとこ
ろがあるから。
衝動的な男なんだよ。要注意人物
だね。

心の中に、あのひとが立っていた。
あのひとのたたずまい、あのひと
の声、あのひとの気配、あのひと
の言葉。
あのひとは、どこまでも晴れ渡
った、海のような人。

あのひとなら、わたしの問いに、
なんて答えるだろう。あのひとな
ら佳代子に、どんな言葉を返した
だろう。
会いたいと思った。
切実に、思った。果てしなく、き
りもなく、祈るように。

あのひとにもう一度だけ会える
なら、それと引き換えに、わたし
が大切にしているものをひとつ、
ここで今すぐ手放してもかまわ
ないと。いいえ。ひとつじゃな
くて、すべて、でもかまわない。

よく食べる人に、悪人はいない

2019年12月02日 11時39分20秒 | owarai
食欲の旺盛な人に、悪人は
いない。

僕は、おいしそうにパクパク
食べる女性が好きだ。

食べる量だけの問題じゃない。
おいしいものが好きな女性は、
仕事も一生懸命だ。

おいしいものが好きな女性は、
恋愛にも一生懸命だ。

おいしいものというと、映画
『2 days トゥー・デイズ』という
映画を思い出す。

題名通り、たった2日間のお話で、
ちょっと太った、まぬけなイタリア
人が強盗する話。

強盗が、会社を襲う。

そこにいた社長と秘書を人質に
立てこもるが腹が減り、
「腹、減ったな。なんかないか?」
と、強盗が聞く。

「パスタぐらいならあるわよ」と
秘書が作ろうとする。

「オレが作る」と強盗が言う。
本格的に作ろうとし
「〇〇は、ないのか?」

専門的な調味料を持って来いと
いい、ないと言われると、
「体にいいんだから、今度、買って
おけよ」という。

とうとう、パスタができあがる。
強盗は自分が食べる前に、秘書
に一口食べさせる。

「どうだ、うまいだろう」

「おいしいわ」

社長には食べさせない。
「オマエは、秘書に対するものの
言い方が悪すぎる」と!?

料理が好きな人に悪人はいない、
という話だが、
結末は、どんでん返しがあるので
内緒。

『人と人のつながりを紐解く』

2019年12月02日 08時49分10秒 | owarai
たとえば、あなたに100人の
知人がいたとします。
その100人の知人にそれぞれ
100人の知人がいるとすると、

いわゆる「知り合いの知り合い」
だけでも
一万人もの人がいることになる。

そのまたさらに知人だと
100万人、さらにその知人と
なれば一億人・・・・。

人間はどこでどうつながって
いるかわからない。

そう考えていくと、
初めて会う人にちょっと優しい
気持ちになれます。


YouTube
King Gnu - 白日

https://www.youtube.com/watch?v=ony539T074w&list=RDa0GR9UEFWFI&index=3