ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「セックスのことは相談しづらい」

2019年12月10日 20時21分48秒 | owarai

セックスのことは相談しづらい。
性病のことは相談しづらい。
食べて、すぐ吐いてしまうこと
は相談しづらい。

夜、眠れないことは相談しづらい。
カラダのコンプレックスのことは
相談しづらい。
周りから嫌わていることは相談
しづらい。

親から暴力を受けていることは
相談しずらい。

大人だってそうだもの、子ども
だったら、なおさらです。



たとえば・・・・。

2019年12月10日 11時10分06秒 | owarai
雨上がりの樹々がつやつやと

輝くように、

私も輝きたいと心から思い

ました。


とくにあなたの前では、 ね。


あなたに会ってから、

私は自分の中にもう一人の

自分がいたと知りました。


こんな自分に、

自分でドッキリしています。




YouTube
Miloš Karadaglić - Let it Be (Beatles cover) ft. Gregory Porter

https://www.youtube.com/watch?v=aFa2S071re8

「涙は明日に向える幸せのしずく」

2019年12月10日 09時15分39秒 | owarai
涙は水分にほんの少しの
塩分が混じっているだけ
ですが、その中には確実
にストレス物質が溶け込
んでいるような気がしま
す。

泣いて気持ちがすっきりし
たことはありませんか。

先の項でも少し触れました
が、涙が流れるのは副交感
神経の働きです。
副交感神経はリラックス
の神経ですから、感動する
ドラマや映画を観て泣いて
いるとき、その人はリラッ
クス陶酔状態。快さの極致
にいるはずです。

とのかく泣くことは心によい
ばかりです。

泣くのをこらえる。余計に
ストレスがたまる。心にも
体にも悪影響を与える。
男性が女性より短命なのは、
泣かないせいも大きいでしょ
うね。

男性にもつらいことはたくさん
あります。つらさを我慢して
生じたストレスは涙で流して
しまいましょう。

涙は明日に向える幸せのしずく
なのですから。


YouTube
Melodies of Love - Joe Sample

https://www.youtube.com/watch?v=bxQTVaki_64

『時は詩人』

2019年12月10日 08時59分27秒 | owarai
時は詩人である。皆さまは、
何を言っているのだろうと、と
首を傾げられるかもしれない。

しかし、詩人とは言葉の網で時
を生け捕りにする魚師みたいな
ものなので、多少の脈絡のなさは
お許し頂きたい。

そう、魚師である詩人は、文字を
打ち込むキーボードのキーに、
“今”という魚を、ピカピカ光る
鮮魚のまま封じ込めることにやっ
きとなる。

銀色の刃物のような尾びれや背鰭
と格闘しながら、命懸けにもなる。

また深い海に潜り“過去”という
名の美しい巻貝を盗むのに余地が
ない。

未来は波間に漂う深緑色の藻だ。
それを網で掬い上げ、先取りする
ことに懸命になる。

大海に生きる回遊魚のような人
の一生を見つめて、その生き様
を書き記す。

恋の歌を書いても、人生の喜び
や悲しみを綴ったとしても、そ
れは時を描くことに他ならない。

一瞬たりとも留まることのない
のも、消え去り、流れ去ってゆ
くものを追いかける作業。

今日もどこかで、時の狭間に迷い
込んだ詩人が、難破船で独り言
を呟いている。

所詮、勝目はないのだ。詩人が
どんなに頑張ったて、時の方が
ずっとずっと詩人なのだから。

YouTube

「色彩のブルース」中森明菜 nakamori akina

https://www.youtube.com/watch?v=zwvIKTo_kZg

「遠 恋」八番目の曜日 ―完―

2019年12月10日 05時53分40秒 | owarai
人の一生には、その人だけに訪
れる、八番目の曜日がある。

わたしにそのことを教えてくれ
たのは、父方の曾祖母だった。
名前を、キヨエといった。
キヨエはあちゃんは、わたしが
中学一年生の時になくなって
いるから、わたしがその話しを
聞いたのは、それ以前という
ことになる。

「でも、いつ来るの?日曜日の
次に来るの?それとも土曜日と
に日曜日の次に来るの?」
「さあ、それはわからん。人に
よっていろいろじゃ。来ても、
気づかない人もおる」

「あたしにも来るの?」
「ああ、詩音ちゃんにも来る。
その日には、詩音ちゃんの一生で
起こることが何もかも全部、一日
のうちに起こるんよ。ええことも、
悪いことも、全部な」


「そこにいたんだ?呼び出し音
なしでいきなりつながったんで、
びっくりしたよ。同時に受話器
を取ったんだね?」

「嬉しい」
と、わたしは言った。
「ありがとう。電話をくれて」
そう言ったきり、言葉が喉につか
えて、あとはもう何も、言えなく
なった。べっトに縛りつけられて、
まるで蛹のような姿になっていた、
哀れな父の姿が浮かんだ。

お父さんが、死んだの。ついこの
あいだまで、生きてて、偉そうに、
タバコ臭い息で、わたしに説教な
んかしていたのに。もうすぐアメ
リカへ行くよと言ったら、「ニュー
ヨークでジャズを聞いてこい」な
んて、わかったようなことを言っ
ていたのに。

わたしの口から実際に出た言葉
は、
「もう会えなくなったの、お父
さんに」
それだけだった。

「どうしてなんだろう。きょうに
限って俺、朝からずっと胸騒ぎが
して、何がなんでも絶対に電話し
なきゃて思った」
と、あのひとは言った。

海の向こうで、気が遠くなるほど、
遥か彼方にある岸部から。

「会いたい」
と、わたしは言った。それは
言葉ではなくて、叫びだった。
会いたくて、会いたくて、た
まらない。そばにいて欲しい。

抱きしめて欲しい。
なのに、会えない。会いに行
けなくなった。心も躰も岩に
ぶち当たり、木っ端微塵(こ
っぱみじん)に砕け散る、
波飛沫(はしぶき)のようだ。

「何も話さなくていいから」
海の向こうから、遥か彼方から、
見えない岸部から、あのひとの
声が耳に流れ込んできて、躰中
を巡り、わたしを拐って、どこ
かへ運んでいこうとしていた。

希望と絶望の渦に、わたしを巻
き込んだまま。
「泣いていいよ。泣きたければ、
いつまでだって、好きなだけ泣
いて。俺はずっとそばにいるから。
ずっと、詩音ちゃんのそばにいる
から」

あのひとはいつまでも、わたしの
そばにいてくれる。
あのひとはいつでも、わたしの手
の届かない場所にいる。

その日――――八番目の曜日に、
ふたつの思いに引き裂かれたわた
しの躰は、それからもう二度と、
もとに戻ることはなかった。