ともだちの幸せがうれしいひと。
朝はやく起きるのも、寝坊する
のも好きなひと。
好きなひとが好きな歌が
好きなひと。
よく笑うひと。よく泣くひと。
よく食べるひと。
空が好きなひと。海が好き
なひと。
自分が嫌いだけど好きなひと。
世界にひとりしかいないひと。
She is a Rainbow.
ともだちの幸せがうれしいひと。
朝はやく起きるのも、寝坊する
のも好きなひと。
好きなひとが好きな歌が
好きなひと。
よく笑うひと。よく泣くひと。
よく食べるひと。
空が好きなひと。海が好き
なひと。
自分が嫌いだけど好きなひと。
世界にひとりしかいないひと。
She is a Rainbow.
太陽からノック
雨上がりの晴れた日に、
トントン、と家のドアを
叩く音がした。
あまりにちいさな音だったので
気のせいかな、
とコーヒーに手をのばすと、
またトトン、と音がする。
ドアを開けると、
さぁっと端々しい風が入り込ん
できた。
けれど、誰の姿も見あたらない。
よく見ると家のそばの木が
ずいぶん成長していることに
気がついた。
木は大きく枝を伸ばし、
風が吹くたび家のかべや
ドアを小突く。
コツ、トン。
枝先には果実の青いふくらみが
しっかりと実をむすび、
紅く熟すときを待ちわびるように、
きらきらとゆれていた。
陽と水を浴びながら。
過去は帰ってこない、
未来はわからない。
過去を悔やむことなく、
「今日が最初の日だ」と考えて
希望を持って取り組む。
明日があると思わずに、
「自分の最後」と考えて全力を
投入する。
そして、ちょっぴり人生に臆病
であれば、すべてのことに真剣
に取り組めるはずです。
そうすれば、人生をもっと楽観
的に、意欲的に生きられるはず
です。
たった一度の人生なのに、過去
にとらわれたり、取り越し苦労
ばかりして暗闇の人生を歩いて
もつまらない。
「人生は微笑みを作り出す道場だ」
と言います。
もっとしなやかに楽しく生きたい
ものです。
ともだちの幸せがうれしいひと。
朝はやく起きるのも、寝坊する
のも好きなひと。
好きなひとが好きな歌が
好きなひと。
よく笑うひと。よく泣くひと。
よく食べるひと。
空が好きなひと。海が好き
なひと。
自分が嫌いだけど好きなひと。
世界にひとりしかいないひと。
つまんないオトコの
あるふれた口説き文句なのに
繰り返し聞いてると つい
心が揺れてしまう
↓
うつせみの
常の言葉と
思へども
継ぎてし聞けば
こころはまとふ
うつせみ→この世の人
常(つね)→ありきたり
こころはまとふ
↓
心は乱れる
万葉集:作者不明
「あるんですね、
そういうコトって・・・・・」
という世の中の女性の
呟きが聞こえてきそうな
歌。
女性に対する「マメさ」と
「強引さ」。やはりこの
二つは時代を問わず、
恋する男たちの最終
兵器なのかもしれない。
父さんはちょっとヘンです。
いつも忙しくて、休みの日
だって働いているのに、急
に二人で旅行したいなんて
言い出すし。
お母さんがお弁当を作るって
いったら、駅弁を買うからて
断るし、
横に並べればいいのに、わざ
わざ向かい合わせの席にして
窓側に座るし、お腹はペコペ
コだけど、
せっかくだから発車するまで
駅弁は食べちゃダメっていう
し。なんでだろう。
いつもは、よそ見して食べる
と怒るくせに、今日は窓の
外ばかり見て、
「な、やっぱりこのほうが
うまいだろう」だって。
なんだか嬉しそうな父さん
は、やっぱりちょっとヘン
です。
新型ウイルスが終焉後、
旅には、旅の演出を。
駅弁はいかがでしょうか。
人は誰もが、愛する人に巡り
合いたいと思って生きています。
そして愛する人に巡り合ったと
きは、たとえその人に妻子があ
ったとしても自分のものにした
いと思うでしょう。
そうすると、そこに欲が出る。
永久にこの人を離したくにと思う。
“愛すれば執(しゅう)す、執
すれば着(ちゃく)す“のです。
人はいつでも、自分の都合のいい
ことや快いものが永遠につづくこ
とを願うし、永遠につづくと思い
たがります。
愛の芽生えのころ、燃えさかって
いるところの愛人同士はこの愛が
冷めるなど予想することもできま
せん。
自分の情熱は永遠につづくように
思うし、相手の愛も、自分以上に
長つづきすると信じこんでいます。
世の中のことは諸行無情。人の
心も人の愛も一時もじっとひとと
ころにとどまっているものではあ
りません。
愛は必ずおとろえ、やがて冷める。
情熱は燃えたら灰になります。
二人の愛が度合いや時間で歩調を
あわせてうつろえばいいのですが、
時間にどちらかが先にうつろうと、
とり残されたほうが“失恋”した
ことになります。
失恋というのは、恋の成就しない
ときの片想いだけをいうのでは
なく、恋の成就したあとの破局
のときにもいいます。
愛したとたん、人は苦しむという
覚悟を持つべきです。
もう奇麗なんて言われないで
すむ。
もうあなたに奇麗なんて
言われないですむ。
もうあなたに奇麗なんて
言われてドキドキしなくて
すむ。
あなたと別れたら。
赤茶けた祖父の日記。
古ぼけた子どもの頃
の愛読絵本。
図書館に眠る町の
いつかの史料。
頁をゆっくりめく
っていると、
その時代に遡ったような
気分になることがあります。
きっと紙は情報といっ
しょに時間を閉じ込めて
いる。
きっと人は絵を描きながら、
文字を記しながら「いま」
を刻もうとしている。
デジタルの時代であっても、
私たちはこれからも紙を
使い人々の歴史が作られ
ていくであろう。
音楽は、ただ間違いなく
演奏されればいいという
ものではない。
その旋律に込められた、
作曲家の、そして演奏する
人間の思い。
瞬間の音色の美しさと、
メッセージ、
その両方に心を動かされる
のだと思う。
それはまさに、高度な知の
共鳴である。
私たちは、どこまでその領
域に踏み込んでいけるだろう。
人の心に近づいてゆく挑戦を。