クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

江 姫たちの戦国 上 田渕久美子 著

2010-12-03 21:21:26 | 読書
 浅井3姉妹の末っ子 江の物語。来年の大河ドラマの原作本です。戦国時代最も波乱に満ちた生涯をおくった女性達の物語。特に末っ子の江は、信長、秀吉、家康に関わりが深く、生涯で3回父親を持ち、3回の結婚をしたということもあり、興味深いです。
 物語は、安土城築城後、信長に初めて対面すところからはじまる。幼かった江は、父親と信長の関係について知らされておらず、このとき初めてその関係について知ることとなる。母親の兄である信長が父親の仇であることを知った江は、仇討ちを行おうと信長の寝室に向かうが、ここで信長の魅力を発見する。しかし、本能寺で信長は亡くなり、母の市が柴田勝家と再婚。それもつかの間、勝家は秀吉に敗れ、母の市は勝家とともに自害。3姉妹は、母の仇秀吉の元へ。これだけでもかなり波乱に満ちているが、話はこれで終わらない。ここまで、一気に読み進めてしまうくらい、引き込まれました。
コメント
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