にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

投稿歴を振り返って

2023年07月17日 | 小説
またまたご無沙汰してしまった。
それでなくても筆不精なのに、この歳でダブルワークはさすがにきつい。
今は原稿が校正者の手に渡ってて、ちょっと息をついてる。
どんだけチェックが入って返ってくるかと思うと怖いけどね。
それはまたその時ということで。

思えば去年の今頃は、「オール読物新人賞」への応募を終えて、「さあ、次はR18だ」と、ストーリーを考えはじめているところだった。
この10年間、「オール読物」と「R18」への投稿を続け、6年前からはそこに「大藪春彦新人賞」も加わったわけだけど、賞によって明暗は怖いくらいに分かれた。
「オール読物」は11回応募して、一次通過3回、二次通過4回。
「大藪春彦新人賞」は6回応募して、予選通過1回、最終候補3回、そして受賞。
ところが「R18」では、一度もかすりもせず!!

作品自体の出来不出来にそれほど差はないと思うので、賞のカラーに自分の作品が合うかどうかはとても重要だと、今さらながら痛感する。
合うか合わないか早めに見極めて、合うところに集中するのがかしこいやり方なんだろうなぁ。
(わかっているのに、延々と応募を続けてしまった間抜けな私)

今、「オール読物新人賞」は時代小説にジャンルが限定されてしまったけど、ここには未だに感謝している。
何せ初めて書いた小説を応募して、それが一次に選ばれたことで俄然やる気になったわけで。
もしこの時落選していたら、「やっぱり甘くないよね」と、早々に書くことをやめていたかもしれない。

まあ、ようやくスタートラインに立っただけで、もしかしたら1作か2作で終わってしまうかもしれないけど、努力が一応形になったことはありがたいと思ってる。
とにかくこの先も、書けるだけ書いていくつもりだけど、ストックがないのが辛い。
現代もののネタなら山盛り持ってるんだけどなぁ。
まさかこの歳になって、日本史の勉強をすることになるとは夢にも思わなかった。
人生ってわからんものです。


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