何度でも
伝えたくてこの想いが
デジャヴの感覚をおこさせる
今もあなたの耳の奥には
私の声が残ってる?
大切なもの
あったはずなのに
それがなんだかわからない
見ないふりをしていたら
そこにあるものが
本当になくなっちゃった
見えないだけ?
どうして、と
あなたの耳元で囁くの
なんでだろ、と
あなたの背中に問いかける
キコエテル、と
あなたの唇を奪ってみる
あなたは私に
さめざめはいわないで
「青くて痛くて脆い」
住野よる 著
学生時代の僕はやはり青くて痛くて脆い、
そんなだったのだろうとおもう。
いまもそうかもしれないけれど。
暴走の感情まっしぐらだけど、
なぜか読んでしまうのは男の子の、
人をきちんと見ているんだということ。
ひとはみているけれど自分は分からずに。
物語りにもうすこし触れていたくなる。