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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

東京都江戸川区のマンホール蓋

2024-06-12 12:40:06 | マンホール蓋

※2024.06.12更新 「魔女の宅急便」をモチーフにした通常版マンホールカード、災害用マンホールトイレ関連の蓋4枚を追加しました。
※2021.11.23更新 「魔女の宅急便」をモチーフにした特別版マンホールカード、JIS規格模様蓋、電話やCATV蓋、基準点蓋など追加しました。

※2021.07.16追加 「魔女の宅急便」をモチーフにしたデザインマンホール蓋1枚、JIS規格模様2枚、コンクリート製の蓋1枚を追加しました。

江戸川区の経緯は、昭和7年10月1日に東京府南葛飾郡の小岩町、松江町、小松川町、鹿本村、篠崎村、瑞江村、葛西村の3町4村が合併し、江戸川区が誕生します。昭和18年に東京府・東京市が都政施行となりますが、区域は変わらず今日に至っています。

江戸川区は、東京都の最東端に位置し、江戸川の河口に発達した低地帯にあります。面積は49.09平方キロメートルで、東西に約8.0キロメートル、南北に約13.0キロメートルの南北に長い形状となっています。

北は葛飾区に接し、南は東京湾を臨み、東は千葉県との県境となる江戸川が流れ、西は旧中川・荒川を挟んで墨田区・江東区と対しています。令和2年7月1日現在で、人口は69.9万人強、世帯数は34.7万世帯強となっています。

区章は、エドガワの頭文字(エ)を躍進上昇する「ハト」に図案化し、かぎりない発展と平和を象徴したものです。全体の円形は、区民の協力と融和を示しています。(昭和40年8月制定)

区の花は「ツツジ」、区の木は「クスノキ」です。(以上は、江戸川区HPより)

江戸川区内は、汚水と雨水を一つの管で流す合流式となっているようです。 
区部の下水道は、10処理区に分けられ下水処理が行われるようです。江戸川区の多くは葛西処理区に該当するようですが、砂町処理区に該当する区域もあるようです。

葛西処理区は、江戸川区にある葛西水再生センターで処理し、処理した水は東京湾(荒川)に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。

砂町処理区は、江東区にある砂町水再生センターで処理し、処理した水は東京湾に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内の機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。(以上は、東京都下水道局HPより)

江戸川区は、2024年5月7日より特別版に替り通常版のマンホールカードの配布を始めました。
 (2024.06.12追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
江戸川区ゆかりの児童文学作家・角野栄子さんを、代表作「魔女の宅急便」の主人公キキに見立てたオリジナルキャラクターのマンホール蓋です。このキャラクターは、2023年にオープンした「角野栄子児童文学館(魔法の文学館)」のシンボルイラストにもなっており、文学館の内装も手掛けたアートディレクターのくぼしまりおさんによるデザインです。文学館は角野さんの功績や世界観、児童文学の素晴らしさを発信する施設で、南葛西のなぎさ公園内に建設されました。 本マンホール蓋は、区内4箇所に設置されています。ぜひ、ほうきに乗って見にきてはいかがですか?

こちらは、2021年11月5日より東京都特別版の第2弾として配布開始したマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの児童文学作家・角野栄子さんを「魔女の宅急便」の主人公キキに見立てたオリジナルキャラクターで、くぼしまりおさんによるデザインです。 角野さんは、数多の名作を世に送り出した功績が評価され、国際アンデルセン賞・作家賞、区民栄誉賞をそれぞれ受賞。 区では、角野さんの功績や世界観、児童文学の素晴らしさを発信する「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の開設を2023年7月に予定しています。 本マンホール蓋は、建設予定地のなぎさ公園前にも設置されています。ぜひ、ほうきに乗って見にきてはいかがですか?

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

こちらは、東京都産業労働局が実施する「アニメ関連観光情報等発信事業」として、区内に設置された蓋です。これらの蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、江戸川区内の3ヵ所(南葛西の「なぎさ公園」東側入口、西葛西駅南口、葛西駅南口の歩道)に設置されていますのでこちらで整理します。

区にゆかりのある「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞された角野栄子(かどのえいこ)さんの原作となる「魔女の宅急便」をモチーフにしたオリジナルデザインマンホール蓋です。
デザインは、児童文学作家の「くぼしまりお」さんが担当し、角野さんを「魔女の宅急便」の主人公「キキ」に見立て、いちご色の背景や、かわいらしく親しみを感じさせるオリジナルのキャラクター、黒猫の「ジジ」のイラストもポイントとなっているようです。(江戸川区HPより)
(2021.07.16追加)

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。
こちらは、上小岩親水緑道に設置されているデザイン蓋です。
このあたりは、弥生時代後期から古墳時代にかけての史跡(上小岩遺跡群)が見つかっており、上小岩遺跡のモニュメントや土器がデザインされた蓋です。
左蓋は下部に江戸川区の区章、右蓋は下部に東京都下水道局の章があります。
 
明治11年に農業用水路として開削され、市街化が進む中で、家庭からの排水が流れ込む排水路に変わり、その後は下水道整備により役割は終わります。その跡地を利用して、四季を感じさせる樹木を植え、小川のせせらぎを演出し整備されたのが上小岩親水緑道です。(江戸川区HPより)

こちらは、小松川境川親水公園に設置されているデザイン蓋です。
親水公園の風景とそこで水遊びをする子供たちがデザインされています。
こちらには、紋章が見当たりませんので江戸川区が管理するマンホール蓋でしょうか。

小松川境川親水公園は、区内で2番目にできた親水公園で、菅原橋から中川までの全長3,930メートルあります。全体は五つのゾーンに分かれ、滝に始まり、せせらぎ、水しぶき、飛び石、釣り橋に冒険船など変化に富み、水遊びができない季節でもウオーキングをしたりアスレチックで遊んだり四季を通じて楽しめます。また、桜の名所でもあるようです。(江戸川区HPより)

こちらは、JIS規格模様の蓋です。
いずれも用途記載がありません。
 
こちらは、新中川から水を引き込み小松川境川親水公園に取り込む導水管の蓋です。
大杉中央通りから仲居堀通りを通っているようで、この間に蓋が点在していました。
 (2021.11.23追加)

こちらは、江戸川球場敷地内に設置されている蓋です。
区の紋章が前出と少し違っているようです。
こちらは雨水蓋です。
(2021.07.16追加)
こちらは汚水蓋です。
(2021.07.16追加)

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらの蓋にも用途記載がありませんが、楕円の部分が空いているので雨水蓋と思われます。
 (2021.07.16追加)

こちらの蓋は、仲居掘り通りの本一色二丁目付近の路上で撮りました。
こちらは、Φ900サイズの防災貯水槽の蓋です。
(2021.11.23追加)

こちらは、雨水の側溝蓋と思われます。
 

こちらの角蓋は、今井街道の西一之江三丁目バス停付近に設置されています。
こちらは、電話回線の共同溝の蓋のようです。
(2021.11.23追加)
こちらは、CATV回線の共同溝の蓋のようです。
(2021.11.23追加)

こちらは、災害用マンホールトイレに係わる蓋です。
こちらは「葛西防災公園」内に設置されている蓋です。
災害用トイレの蓋です。
 (2024.06.12追加2)
こちらは、点検孔の蓋と全景です。
 (2024.06.12追加)

こちらは、「松島ふじひろば」内に設置されている蓋です。
災害用トイレの蓋と全景です。
 (2024.06.12追加)

最後は、公共基準点の蓋です。
(2021.11.23追加)

以上で、東京都江戸川区のマンホール蓋の整理は終了です。

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千葉県印旛郡酒々井町のマンホール

2024-06-10 18:02:44 | マンホール蓋

※2024.06.10登録 新たに掲載しました。

酒々井町の経緯は、明治22年4月1日  町村制施行により、近隣16ヵ村(酒々井町、下台村、馬橋村、墨村、飯積村、尾上村、中川村、伊篠村、伊篠新田、篠山新田、今倉新田、下岩橋村、柏木村、上岩橋村、本佐倉村、本佐倉町)が合併し、印旛郡酒々井町が発足、平成元年町制施行100周年を迎え、現在に至っています。

酒々井町は、千葉県の北部、北総台地に位置し、面積19.02平方キロメ-トルを有する町です。 都心からは、50キロメ-トル圏内にあり、北東は成田市に、南西は佐倉市に接してい ます。人口は令和6年5月1日時点で2.0万人強、世帯数は9.9千世帯強の町です。

町章は、三角形は、千葉県を表し、円は、北総台地と人の和を表し、酒々井町の位置に、町名の頭文字「酒」を配しているようです。(昭和59年11月25日制定)

町の花は「スイセン」、町の木は「ウメ」、町の鳥は「メジロ」です。(以上は、酒々井町HPより)

町の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
酒々井町は、公共下水道事業(昭和49年供用開始)と特定環境保全公共下水道事業(昭和57年供用開始)が運営されています。排除方式は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式が採用されているようです。
汚水は、町の下水道管から千葉県が管理する印旛沼流域下水道の幹線を経由して、千葉市にある花見川終末処理場へ流されます。花見川終末処理場で処理された水は、東京湾へ放流されます。
なお、マンホール蓋に関しては、公共下水道事業と特定環境保全公共下水道事業共に区分けは無く、同じデザインの蓋が採用されているようです。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、デザインマンホール蓋です。
中央に町章、周りを町の木「ウメ」が大小8本、満開の花を咲かせています。
いずれも、京成線・酒々井駅ロータリー歩道に設置されています。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、ノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは、小型のデザイン蓋です。
こちらは、町の鳥「メジロ」がつがいで枝にとまっている様子が描かれています。

こちらは、宅内の枡蓋のようです。
町の花「スイセン」が描かれています。
 
こちらは、プラスチック製の蓋です。

以降は、規格模様の蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
上部に「MD-3」の表記があります。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、左蓋の上部に「M」、右蓋の上部に「M」、下部に「PAT」の表記があります。
 
こちらの蓋は、上部に「MD-3」の表記があります。

こちらの蓋は、上部に「H」の表記があります。

こちらは、亀甲模様の蓋です。
枠付の汚水蓋です。

酒々井町⽔道事業は、昭和42年に給⽔を開始し、2度の拡張事業を経て、現在は普及率93.2%で⼀部の地域を除き町のほとんどの地域に⽔道を供給しています。保有⽔源は、⾃⼰⽔源の地下⽔が約97%、印旛広域⽔道からからの浄⽔受⽔が約3%となっているようです。

印旛広域水道用水供給事業(略して印広水)は、印旛郡市広域市町村圏事務組合が運営し、利根川などから取水した原水を浄水して水道事業を行っている成田市、佐倉市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、長門川水道企業団(印西市の一部及び栄町で構成)へ供給している事業のようです。
                                        (以上は、「酒々井町⽔道事業ビジョン」より)
それでは、蓋の整理に入ります。
最初は、消防関係の消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。  
こちらは、消火栓の蓋です。
  
 
こちらは角蓋です。
 
 

こちらは、防火貯水槽の蓋です。

以降は、上水関係の蓋になります。
こちらは、仕切弁の蓋です。

次は、空気弁の蓋です。

こちらは、制水弁の蓋です。
 
 

こちらは、排水弁の蓋です。

最後は、佐倉市と酒々井町の章が表記された量水器です。
用途は確認していませんが、他の自治体で見られる災害時等の水道の緊急連絡管の蓋のような気もします。

以上で、印旛郡酒々井町のマンホール蓋の整理は終了です。

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