埼玉県水道局が事業運営する流域下水道には、荒川左岸南部流域下水道、荒川左岸北部流域下水道、荒川右岸流域下水道、中川流域下水道、古利根川流域下水道、荒川上流流域下水道、市野川流域下水道、利根川右岸流域下水道の8流域下水道が整備されています。
今回は、荒川上流流域下水道に係わる蓋を整理します。
荒川上流流域下水道に接続する関係自治体は、深谷市と大里郡寄居町の1市1町です。
幹線は、荒川上流幹線と寄居幹線の2幹線です。
汚水の最終処理は、深谷市菅沼にある荒川上流水循環センター(平成4年供用開始)で処理され荒川に放流されるようです。
こちらは、荒川上流水循環センターの入口の風景です。
こちらは、センター内の展示蓋です。
流域下水道に接続する寄居町、旧川本町(深谷市)、旧花園町(深谷市)、流域下水道のカラーマンホール蓋です。
右蓋は、「マンホールサミット2017」の会場に展示された蓋です。
埼玉県流域下水道の8種類のマンホールカードは、第4弾として平成29年1月に川越市で開催された「マンホールサミット2017」の会場で先行配布され、公式には4月より配布されました。
こちらが、荒川上流流域下水道のマンホールカードです。
こちらのカードが「マンホールサミット2017」で先行配布されたカードですが、位置情報の緯度・経度に誤植があり、後日下記のカードと交換となりました。
こちらのカードが、位置情報の緯度・経度が訂正されたカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
荒川上流流域に属する旧川本町と旧花園町(いずれも現在は深谷市)が町花に指定していた「フクジュソウ」と、寄居町の花「カタクリ」、そして県の花「サクラソウ」を荒川の波紋に浮かべ、同流域下水道の結束を表現したデザインです。 本マンホール蓋の塗装方法は独特で、図柄の窪みに塗料を流し込んで着色するのではなく、あえて出っ張った部分に彩色を施しています。 この工夫により、3つの花が立体的でより華やかな仕上がりとなっています。荒川は水源の甲武信ヶ岳から東京湾まで、約173kmを流れる雄大な河川で、最大川幅(鴻巣市と吉見町の間で2,537m)が日本一であることでも知られています。
それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、荒川上流幹線に係わる蓋(記号「アラ-99」が付いています)です。
こちらは、マンホールカードの座標点に設置されているカラーデザインのマンホール蓋(アラ-1)です。
荒川上流水循環センター前にある川本保育園の裏側の路上に設置されています。
こちらはノンカラー蓋(アラ-95)です。
こちらはノンカラー蓋(アラ-68入)です。
「入」の文字がある蓋は、他の管路との接続部に設置される蓋のなので、寄居幹線との接続部か旧花園町の公共下水道との接続部に設置されている蓋だと思われます。
こちらは、寄居幹線に係わる蓋(記号「ヨリ-99」が付いています)です。
こちらはノンカラー蓋(ヨリ-1、ヨリ-2)です。
こちらの蓋は、寄居町赤浜と深谷市荒川(旧花園町)との間に架かる花園橋を渡った深谷市荒川側で見つけた「仕切弁」、「排泥弁」、「空気弁」の蓋です。
こちらの蓋も流域下水道に係わる蓋です。
以上で、その3.荒川上流流域下水道のマンホール蓋の整理は終了です。
その3.では、利根川右岸域下水道のマンホール蓋を整理します。