長野県内には、複数の市町村区域の下水処理を行う流域下水道事業が、諏訪湖流域下水道、千曲川流域下水道(上流処理区)、千曲川流域下水道(下流処理区)、犀川安曇野流域下水道の4ヶ所にあります。
各流域下水道に係わる市町村は以下の通りです。
1.諏訪湖流域下水道:岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、立科町、原村
2.千曲川流域下水道(上流処理区):長野市、千曲市、坂城町
3.千曲川流域下水道(下流処理区):長野市、須坂市、小布施町、高山村
4.犀川安曇野流域下水道:松本市(旧梓川村)、安曇野市(旧豊科町、旧穂高町、旧三郷村、旧堀金村)
詳しくは、下記の長野県HPをご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/infra/suido-denki/gesuido/ryuiki.html
犀川安曇野流域下水道の終末処理場は、安曇野市豊科地区の犀川近くにあります。
安曇野終末処理場(愛称:アクアピア安曇野)は、平成3年度に旧豊科町、旧穂高町、旧梓川村、旧三郷村、旧堀金村の5町村を計画区域として事業着手し、平成9年12月1日に一部供用開始をしました。
背景に、安曇野は松本市のベットタウンとして急激な人口の増加や生活環境の質的向上による公共用水域の汚濁負荷が懸念され、生活環境の改善と合わせて取り組まれたようです
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/seikatsuhaisui/infra/suido-denki/gesuido/saigawazumino.html
平成29年7月、長野旅行に出かけた際にマンホールカードを頂くために、配布している安曇野終末処理場(愛称:アクアピア安曇野)に立寄りました。
安曇野終末処理場を入ると左手に、流域下水道を利用する市町村のカラーマンホール蓋が展示されています。
左は旧堀金村、右は旧三郷村の蓋です。
左は旧梓川村、右は旧穂高町の蓋です。
左は旧豊科町、右は犀川安曇野流域下水の蓋です。
事務所内に入るとこちらにもカラーの展示マンホール蓋がありました。
こちらでは、平成28年12月1日に第3弾としてマンホールカードの配布を始めました。
そして、頂戴したマンホールカードはこちらです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
安曇野には500体を超える道祖神が祀られており、様々な場所で私たちの暮らしを見守っています。 本デザイン蓋は、その道祖神を描いたもの。 背景には、日本百名山のひとつ常念岳とその麓に広がる田園風景をデザインし、安曇野の「水の郷」を未来永劫引き継ぐ願いを込めました。 犀川安曇野流域下水道事業は、流域2市(安曇野市、松本市)の下水を集めて処理する長野県の事業であり、市のマンホール蓋と区別するため「犀川 安曇野」と記載しています。 このデザイン蓋は流域のいたるところで使われていますが、カラー版は少なく、見つけたカップルは幸せになれると言われています。
処理場の敷地内にもマンホール蓋が設置されています。
こちらは、枠付きのカラー蓋です。
こちらは、ノンカラー蓋です。
この日は、小雨模様だったのでマンホール蓋が濡れ光って写ってしまいました。
旧豊科町のカラー蓋も設置されていました。
最後は、マンホールカードに印刷されているマンホール蓋で、安曇野スイス村サンモリッツ前の県道310号線に設置されています。
こちらは、安曇野スイス村の建物です。
以上で、犀川安曇野流域下水道の整理を終了します。