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東京都東大和市のマンホール蓋(その2)上水道関係他

2020-02-24 16:49:41 | マンホール蓋

今回は、東大和市で出会った上水道関係他の蓋を中心に整理します。

東大和市は昭和48年11月に上水道事業を東京都水道局の上水事業に一元化しました。
そのような状況があり、東京都のマークが入った上水関係の蓋は見付かりますが、東大和市の章やマークが入っている上水道関係の蓋(消火栓、仕切弁、制水弁、空気弁など)を殆んど見つける事が出来ませんでした。

最初は、消防関係で防火貯水槽の蓋です。
 
 
残念ながら消火栓の蓋は見つける事が出来ませんでした。

こちらは、制水弁の蓋です。

なかなか上水道関係の蓋が見つかりませんでしたので、今回は量水器の蓋も掲載する事にしました。

次は通信関係で共同電線構(CCBOX)の蓋です。
 
 

こちらの蓋には「CATV」と書かれています。
イトーヨーカドー付近で撮ったようですが、電波障害用なのでしょうか、まだ用途は確認していません。

最後は、ちょっと変わった基準点の蓋です。
蓋には、「2級基準点」、「東大和市」と書かれ、その下に変な虫の模様とひらがな一文字が書かれています。
 
 
変な虫の模様とひらがな一文字(拡大)

こちらの蓋を見つけた時、以前オリエンテーリングを楽しんでいた時期があり、オリエンテーリング用のマークだと思いました。
その後、東大和市のマンホール蓋を撮って歩いている中で、4枚を見つける事が出来ました。
以前から、どの様な経緯で、何カ所、どこにあるのか気になっていましたが、昨年11月頃以下の記事をネットで見つけました。
タイトルは、「復刻版ディスカバー東大和スコアオリエンテーリング大会」、詳しくは以下をご覧ください。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~harano/rogein/OL-mushi/OL-mushi.htm

こちらのサイトが見られなくなるといけないので、以下にポイントを要約させて頂きました。
「OL虫は、今から47年前に毛筆作家の高木克平氏が考案しオリエンテーリングのシンボルマークとして商標登録を行い盛んに使用されて来ました。しかし最近は使用されなくなり目にすることが殆どありません。

市に資料が存在したそうで、それによると「あ~る」まで41ケ所のマンホールが設置されたことが分かりました。このマンホールは緯度経度基準が世界測位方式に変わったことにより基準点の役目が終わりました。このため市は維持管理を行っておらず現在何ケ所残っているのか把握されてない状態でした。

測量地図を手にして現地をくまなく歩き全41ケ所の調査を行いました。道路工事や河川工事などで12ケ所が撤去されていましたが29ケ所の存在を確認しました。そのうちOL虫プレートは9ケ所が剥がれ無くなっていましたが20ケ所に存在していました。」

昔、オリエンテーリングを楽しんだ私としては、当時の市の担当者のアイデアに感心するとともに、多くの市民がオリエンテーリングを楽しんだのではと想像します。
機会を見つけ、オリエンテーリングコースを回ってみようと思います。

以上で、その2.上水道関係他の整理を終了します。

 

コメント
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