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「哲学カフェ」というのは、1990年代から使われ始めた
パリのカフェなど公開の場で行われる
哲学的な草の根の公開討論会を指す言葉だが、
冒頭に掲げたのは、
それを店名にした哲学の道にあるカフェ。
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下は、京都出身で
元地方公務員から哲学者に転身した
という異色のキャリアの持ち主である
小川 仁志さんの、「哲学カフェ!」。
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哲学カフェ! 17のテーマで人間と社会を考える (祥伝社黄金文庫) |
小川 仁志 | |
祥伝社 |
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以下は、その内容の紹介。
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「 読む「哲学カフェ」へようこそ !
実際に行なわれた“熱い対話”を再現。
○なぜ、他人と違うことをすると嫌われるのか ?
○人間は結婚すべきか ?
○権力は悪か?
○国は、どこまで国民の面倒を見るべきか?
○人間はどうやって死を受け入れるか?
○人間とはなにか? ……17テーマ。
ニーチェ、ヘーゲル、マイケル・サンデル……35人の哲学者が
どう悩みどう答えたかも、そのプロフィールと共に明記。
世界一わかりやすい哲学談義です!! 」
「 本書で扱うテーマは、身近な話題から、社会の矛盾や問題点、
そして人間の根源に迫るものまでバラエティに富んでいます。
ひとりでは答えが出せなくても、もしかしたら…。
また、古今東西の哲学者たちが、これらの疑問にどう悩み、
どう答えたかもフォローしています。
著者について
小川 仁志(おがわ ひとし)
哲学者。徳山工業高等専門学校准教授、プリンストン大学客員研究員。
1970年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。
退職後、4年間のフリーター生活の後、名古屋市役所入庁。
市役所に勤務しながら名古屋市立大学大学院にて博士号取得(人間文化)。
商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。
専門は公共哲学、政治哲学。
著書に『人生が変わる哲学の教室』(中経出版)、
『はじめての政治哲学』(講談社現代新書)、
『悩んだときは哲学者に聞け!』 (廣済堂出版)などがある 」
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