老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

幻の本? 京都学のバイブル「平安京提要」とは、どういう本か? (その1.)

2008年09月29日 | 平安時代の京都

平安京提要
価格:¥ 21,000(税込)
発売日:1994-06

「平安京提要」という本、京都学のバイブルとまで言われながら、今や、幻の本でもある。

京都に通い始めた6年ほど前、

京都について、少し本格的に勉強してみよう、と思いたち、

インターネットや書籍に眼を通していると、

「平安京提要」という本が、

この分野では、一番水準が高く、定評のある本らしい、ということが分かった。

どんな本なのだろう?、と思い、

京都の古書店を訪づれた際に、探したのだが、なかなか見つからない。

三年ほど前の年の暮れ、やっと、

キクオ書店(河原町三条上ル)の棚で見つけたのだが、値段が随分高い。

インターネットで、この本を買って感想を書いていた人の情報では、

二万円台だったのに、その時、キクオ書店では、八万円台で、ほぼ四倍。

あまりに、事前に得ていた情報と、相場の水準が違い過ぎるので、

躊躇したのがいけなかったらしい。

年が明けて、その次に、キクオ書店に行った時には、もう売れてしまっていたのだ。

結局、その後、神保町で、偶然見つけて買うことができたのだが、

私のささやかな経験でも、この本、入手することが随分難しい。

ちなみに、「日本の古本屋」という、古書籍組合のサイトで調べると、

現在、在庫があるのは、全国でも、キクオ書店一店だけで、値段は、9万円台。

流通量に比べて、需要が超過しているのだろう、古書価格がジリジリと上がっている。

それでは、「平安京提要」、いったい、どういう本なのか?

ということになるが、大部の本なので、それについては、後日、機会を改めて、ご紹介したい。

→「幻の本? 京都学のバイブル「平安京提要」(その2.)」に続く

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2 コメント

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S&Yさまは、平安京提要をおもちなんですね!私... (京恋)
2009-05-04 17:40:02
S&Yさまは、平安京提要をおもちなんですね!私は必要なつど大学の図書館でコピーしていますので、面倒でしかたありません。うらやましいです。
返信する
京恋 様 (S&Y)
2009-05-05 00:05:53
京恋 様
神保町で4万円台でたまたま購入できました。東京でも京都でも、この本、ほとんど流通していないようですね。復刻すればいいのに、と思いますが‥‥。
返信する

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