老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

武漢の都市封鎖と、カミュの「ペスト」

2020年02月10日 | 読書一般

ペスト (新潮文庫)
価格:¥ 780(税込)
発売日:1969-10

封鎖された武漢の映像を見ながら、

カミュの小説、「ペスト」を

思い出された方も多いのではないか。

カミュの「ペスト」というのは、

アルジェリアの一地方都市が、

ペストの発生で封鎖され、

ペストがさらに蔓延する、、、、

という絶望的な状況におかれた人間を描いた小説

( → 設定されている時代はカミュの生きていたのと同時代で

その意味で現代小説。中世を舞台にした歴史小説ではない )。

カミュについては、「異邦人」などクセの強い作品が多いから

なかには拒否反応を示される方もおられるかもしれないが、

この「ペスト」という小説については、

誰しも無条件に感動するのではないだろうか。

それにしても、こんな小説もどきの都市封鎖という事態が

21世紀の現代において

驚異の発展を遂げた隣国の大都市で起こるとは、、、、

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