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冒頭の写真は、
拙宅の裏手(高倉通)にある
京都でも屈指の
名門小学校の1つ、
京都市立高倉小学校。
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京都では
「学区」が地価を決める、、、
といわれるくらい
名門校の有無は
不動産選びの重要ファクター。
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物件選びの際には、
学校のチェックも
忘れずに、、、、
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下は、大場 修(おおば・おさむ)さんの
「京都 学び舎の建築史 明治から昭和までの小学校」。
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この大場さんは、
の著者でもある。
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京都 学び舎の建築史 明治から昭和までの小学校 | |
大場修 | |
京都新聞出版センタ― |
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「 京都市内では、明治2年、全国にさきがけて
学区制小学校が64校、誕生した。
これら、「番組小学校」と呼ばれた
小学校群の校舎の変遷をひもとく。
校舎がはるか遠く鎌倉・建長寺へ移築された嘉楽校、
室戸台風により明暗をわけた
桃薗校・西陣校・・・など、
数々のエピソードを盛り込みながら、
重厚な木造校舎から昭和初期のレトロな
鉄筋コンクリート校舎まで、
多数の写真や図版とともに紹介。
出版社からのコメント
京都市内では、学校は「美」を学ぶ場所でもありました。
「一流品を子どもたちに」
と地元の画家や所蔵家は作品を寄贈し、
また校舎も「美」を意識して建てられました。
よく知られている京都国際マンガミュージアム(龍池小)、
京都芸術センター(明倫小)など
文化財登録された建物もあります。
本書は、こうした京都市民の美意識の高さ
が感じられる一冊です。
著者について
大場 修(おおば・おさむ)
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授(工学博士)、
専門は日本建築史。
【著書】
『物語・ものの建築史 風呂のはなし』鹿島出版会(1986年)、
『近世近代町家建築史論』中央公論美術出版(2004年、
同書で2006年日本建築学会賞(論文)受賞)、
『「京町家カルテ」が解く 京都人が知らない京町家の世界』淡交社(2019年)
【編著】
『京丹後市のまちなみ・建築』京丹後市(2017年)
【共著】
『阪神・淡路大震災と歴史的建造物』思文閣出版(1998年)、
『京・まちづくり史』昭和堂(2003年)、
『京都の近代化遺産』淡交社(2007年)、
『みやこの近代』思文閣出版(2008年)、
『日本の芸術史 造形編I』藝述学舎(2013年)、
『今村家文書史料集 上巻』思文閣出版(2015年)他がある 」(内容紹介)
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