化学者たちの京都学派: 喜多源逸と日本の化学 | |
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京都大学学術出版会 |
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( 「その5」から続く )
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また、京大出身者からノーベル賞受賞者が出た。
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今回ノーベル化学賞受賞が決定した吉野彰氏は
京都大学工学部石油化学科卒で
修士課程まで京大に在籍され、
その後旭化成で研究を続けられた由。
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( → 京都大学工学部石油化学科というと
同じくノーベル化学賞を受賞された
福井謙一さんが教鞭をとられていた学科で
百万遍の交差点に近いその研究棟の前には
福井謙一さんを顕彰する石碑が建っている )
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それにしても、京大関係者のノーベル賞、
続きますね !
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冒頭に掲げた「化学者たちの京都学派」は、
次々にノーベル化学賞受賞者を輩出する
京都大学の化学分野の学脈の源流を探ったもの。
以下は、その内容紹介。
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「【推薦】 檜山爲次郎 氏(中央大学研究開発機構教授・京都大学名誉教授)
京都大学工学部の化学系では、
基礎の裏付けがあって独自の応用が拓けると考える喜多源逸の信念のもと、
応用と基礎の間の双方向的な知的刺激によって創造性を高めてゆく
独特の学問的雰囲気が育まれていった。
本著は喜多から福井謙一・野依良治へと連なる京都学派の生の化学者群像を活写する。
この知的刺激は、若い世代にとって必ずや科学技術創造の一助になるだろう 」(内容紹介)
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「 異なる分野の学びから創造力が生まれる !
喜多源逸から福井謙一・野依良治へと続く伝統 」(内容)
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