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「「最期は自宅で迎えたい」
という願いを叶えるために――
何気ない会話やしぐさに隠された真意を汲み取り、
おせっかいに奮闘する
京都の小さな診療所の日々の記録
私たちは病気だけを見ていていいのだろうか――。
昭和60年、京都の診療所が始めた
「おせっかい」な訪問診療は、
やがて大きな輪となり多くの人たちを動かしていった。
医師に看護師、ケアマネジャー、社会福祉士……、
さまざまな人が集い、24時間365日、
患者の健康と暮らしを支える渡辺西賀茂診療所。
その取り組みを
日々の患者との触れ合いとともに紹介する。
いつも暴言を吐いてくるおじいちゃん、
最後の家族旅行を願うお母さん、
残された時間を懸命に生きるサラリーマン……
それぞれの人生に寄り添うことで
見えてきたものとは。
これから医療・介護の世界を目指す人に
ぜひ読んでほしい一冊。 」(内容)
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