京都時代MAP 安土桃山編 (Time Trip Map) 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2006-06 |
現在われわれの知っている京都という街は、太閤秀吉によって創られたようなものだ。
たとえば、秀吉は、それまでの平安京の時代の条坊制に基づく正方形の町割りを、新道を通すことで、それぞれを長方形の町割りに変え、寺町通りに寺院を集めた。
だから、この「京都時代MAP・安土・桃山編」が、面白くないわけがない。
- 信長の馬揃えとは、どういうものだったのか?
- 本能寺の変の夜、何が起こったのか? 明智軍の行軍進路など。
- 当時、上京と下京は全く別の街で、それを室町小路が縦につなぐ、ひょうたん型の都市だった
- 秀吉の行った、京都改造の具体的内容
- 秀吉が、寺町通りに、寺院を集めた理由
- 秀吉の築いた、御土居とは、どういうものだったのか?
- 足利義昭の二条御所は、どこに在ったのか?
- 聚楽第は、どこに在ったのか?
- 桃山時代の伏見と、現在の伏見の比較
- 京都の南にあった、巨大な湖、巨椋池は、今のどの辺りにあったか?
- 方広寺の大仏殿は、いつ頃まで、京都に存在していたか?
答えは、7.なら、「京都御苑の西側、聖アグネス教会付近」だし、
8.なら、「東西には、堀川通りと千本通りの間。南北には、今出川通りと丸太町通りの間」だが、
これらの問題に、半分以上答えられひとは、相当の京都通、だろう。
「京都時代MAP・安土・桃山編」では、こうした情報が、ヴィジュアルをふんだんに使って掲載されている。