「星空のソムリエ」Part 13
星の動きと地球の自転
完全に晴れた夜空、満天の星。何も障害物がない。
このような状態で星空の全てが見えているのでしょうか???
答えは?・・ノー です。
宇宙空間に浮かぶ地球をイメージしてください。
地球を取り囲む全ての方向に宇宙が広がっています。
そうです、地上からは地面が邪魔をして半分の宇宙しか見えていないんです。
後の半分は地球のちょうど反対側に行けば見えますが、
星はお椀を伏せた丸天井に張り付いているように見えますよね、
そして、地球の反対側から見える半分がもう一つのお椀。
だから、全体としてはお椀を二つ合わせたような大きな球に星が張り付いていて、
それをお椀の中心から見ているような感じです。
この球を「天球」と呼んでいます。
ですから、地球は静止しているのでは無く常に回転して動いています(自転)
そのため、地球に乗っている私たちは星が動くように見えます。
星は、東から昇って西に沈んでいくように見えます。
この東から西に向かった星の回転運動を「日周運動」と言います。
星の回転運動の軸は、ちょうど地球の自転軸が指している方向で、
北側では天の北極、南側では天の南極と呼ばれ、
天の北極の近くには北極星があり、回転の中心の目印になります。
ある星が南の方向にあって、それが日周運動して、
又同じ位置に戻って来るまでの時間が地球の自転周期と言うことになります。
この周期(地球の自転周期)を「1恒星日」と呼んでいます。
およそ24時間ですね。
私たちが乗っている宇宙船地球号( 地球 )が自転していて、
その結果として周りの景色が回って見えるのが「日周運動」
なので、もちろん太陽も「日周運動」します。
ですから、星も太陽も東から昇り西に沈むのです。
地平線の上に太陽が見えているときが昼間で、
このことを地球から離れた宇宙船から見ると、
太陽に照らされている部分に立っている時が昼間、
太陽の光が当たらない部分に立っていれば、それは夜ということに気づきます。
地上に立っている人は、
地球の自転のために昼と夜を交互に経験することになります。
星の動きと地球の自転
完全に晴れた夜空、満天の星。何も障害物がない。
このような状態で星空の全てが見えているのでしょうか???
答えは?・・ノー です。
宇宙空間に浮かぶ地球をイメージしてください。
地球を取り囲む全ての方向に宇宙が広がっています。
そうです、地上からは地面が邪魔をして半分の宇宙しか見えていないんです。
後の半分は地球のちょうど反対側に行けば見えますが、
星はお椀を伏せた丸天井に張り付いているように見えますよね、
そして、地球の反対側から見える半分がもう一つのお椀。
だから、全体としてはお椀を二つ合わせたような大きな球に星が張り付いていて、
それをお椀の中心から見ているような感じです。
この球を「天球」と呼んでいます。
ですから、地球は静止しているのでは無く常に回転して動いています(自転)
そのため、地球に乗っている私たちは星が動くように見えます。
星は、東から昇って西に沈んでいくように見えます。
この東から西に向かった星の回転運動を「日周運動」と言います。
星の回転運動の軸は、ちょうど地球の自転軸が指している方向で、
北側では天の北極、南側では天の南極と呼ばれ、
天の北極の近くには北極星があり、回転の中心の目印になります。
ある星が南の方向にあって、それが日周運動して、
又同じ位置に戻って来るまでの時間が地球の自転周期と言うことになります。
この周期(地球の自転周期)を「1恒星日」と呼んでいます。
およそ24時間ですね。
私たちが乗っている宇宙船地球号( 地球 )が自転していて、
その結果として周りの景色が回って見えるのが「日周運動」
なので、もちろん太陽も「日周運動」します。
ですから、星も太陽も東から昇り西に沈むのです。
地平線の上に太陽が見えているときが昼間で、
このことを地球から離れた宇宙船から見ると、
太陽に照らされている部分に立っている時が昼間、
太陽の光が当たらない部分に立っていれば、それは夜ということに気づきます。
地上に立っている人は、
地球の自転のために昼と夜を交互に経験することになります。