同じ光(可視光)のなかでも、
振動数が比較的低いものもあり、
振動数の順番に光を並べていくと紅色が現われてきます。
振動数の低いほうから、
赤、オレンジ、黄色、黄緑色、緑、青、紫色、と並びます。
つまり・・・・
温度が低い星では星を構成する原子は
熱運動で激しく揺れ動き、
振動数の高い波を起こして、
青い光をより多く発します。
温度が低い星では、
星を構成する原子の動きはより遅く
赤い光を多く発します。
このように、
高温の星は青白く、
低温の星は赤く見えるのです。
プリズムなどを用いて光を振動数順に分けたものを
スペクトルと言い、
また、このように光を分けることを、
分光といい、星の光を分光して星の調査に用いられている。
これによって、
星の表面の正確な温度を知ることが出来る。