天文単位は、
太陽系のなかを測るのによく使われていますが、
恒星と恒星の間の距離を測ろうとするとちょっと不便な感じ。
そこで、
恒星間の距離を測るのには、
光年やパーセクという単位が使われています。
光の進む速さはとっても速くて、
毎秒約30万キロメートル、
一秒間に地球を7周半まわるそうです。
この光が1年かかって進む距離を 1光年
単位記号はLy(エルワイ)です。
1年は約3千万秒ですから、
30万キロメートルX3000万秒=9兆キロメートル
9兆キロメートルが 1光年という事になります。
1光年は約6万3千AU
他にも、
パーセク (Pc) 注 パソコンの略ではありませんので念のため・・
と言う単位も距離の単位としてよく使われています。
1パーセクは3.26光年です。
明るい恒星の多くは
数光年から数百光年の彼方に在ることが解ります。
光の速さで数年から
ましてや数百年もかかる距離ですから・・
とても遠い距離ですねぇ~
はくちょう座の デネブ(aCyg)という星は・・
1800光年ですって!!
9兆キロメートル X 1800 = 1万6千200兆キロメートル??
当に天文学的数字ですなぁ~
肉眼で見えない星達の殆どは、
さらに遠くに在ります。
当に・・
星の彼方に??