京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■『祇をん 歳時記』 ♪

2007-02-13 01:01:25 | 祇をん

《祇をん の歳時記 》

「祇園はすでに、日本の文化遺産のひとつに

なっている。全国に色街の数は多いけれど、

京都の祇園ほど有名なところはない。

色街は徳川時代から、大名や文化人の遊ぶ

場で、そこは高級な社交場であった。客席に

はべる芸妓や舞妓は、きびしい芸事を仕込ま

れ、行儀作法を習い、舞や音曲だけでなく、茶

の湯や、華・香道のほか、お習字や絵を描くこ

とまで稽古の中に入っている。…

芸事の稽古は決して楽ではなく、殊に祇園の

井上流の舞の稽古はきびしいので有名だ。」

こんな中で『祇をん 歳時記』を進めようと思い

ます。

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『祇おん 歳時記』

「春の『都をどり』」に対して「秋の『温習会』 」があります。

『都をどり』の華やかさに対して『温習会』はしっとりとした

風情があります。

『都をどり』は四月の一ヶ月間ですが『温習会』は十月の

六日間だけです。 文字通り、踊りの成果を披露する発

表でもあります。ゆえに独特の張りつめた雰囲気があり

ます。以下の写真はもう六年前の『温習会』のスナップ

です。

ですから、六年の歳月の流れとともに、やめていった人

もいます。

Img_0007 「豆福」さん
「沙代子」さん
「市侑」さん

Img_0008「孝蝶」さん
「市侑」さん
「豆茂」さん

Img_0006_1

かの有名な
「桂つ乃」さん姉さん

Img_0004_1

「孝蝶」さん
「豆茂」さん

Img_0002_1

「豆福」さん
「沙代子」さん

この時、舞妓さんだったひとは

みな芸妓さんになっています。

そういえば、「都をどり」は総勢117名の出演者

芸妓54名、舞妓23名、お点前控え舞妓7名、地方25名、
  淨るり8名 合計117名  平成18年 第134回    )

ですが、「温習会」は総勢50名ぐらいの選りすぐり

の出演者です。