《雪の龍安寺石庭》
元旦の雪の龍安寺―めずらしく写真を撮ることができましたので、ちょっと詳しく書き込みます。
龍安寺石庭は俗に「虎の子渡しの庭」と称されて有名である。
「虎の子渡しの庭」としては、南禅寺の方丈庭園、大徳寺塔頭真珠庵にもあるが、…。
なぜ、「虎の子渡しの庭」と称するか解らない。
この時代、作庭は修禅の一助であり、一法であって、室町時代の禅宗では、宇宙の真理を
語るものは、もはや仏像や経典ではなくして、作庭であり日常の生活や茶道であり、そして、
自然に存在する山河大地岩石草本でもよいという主張につながっていく。
石庭の15個の石組の配置は上記のとおりである。
向かって左から(実際は東)(5+2)7.(3+2)5.3。に配置されている。
ここでも、7.5.3ですね。
たしかに、配置図をみると、「心」にも観えなくもないですね。
全体を見渡す位置(ここからも15個すべては見えません。
左側の石組(7石)
中側の石組(5石)
右側の石組(3石)
エリザベス女王が絶賛した龍安寺の石庭。
皆さんもぜひ訪れて、瞑想にふけられたらどうですか。
ただし、観光客が多いので、拝観日時を選ばれたらどうですか。
12月1日~2月末日:AM8:30~PM4:30
3月1日~11月30日:AM8:00~PM5:00
閉観まぎわか朝1番が良さそうです。