地デジまであと20日

「アナログ放送終了まであと○○日」というのがテレビの左隅に出ている。五月蝿い。
9分割の1ぐらいのスペースにどの局も出てくるので、字幕スーパーが出ても見づらい。
「アナログは、猫の持ち込みは可」なんて意味がわからないテロップになったりする。

これはわたしの家のテレビがまだアナログのせいだが、地デジ、地デジと本当に五月蝿い！
おそらくこのテロップを流したり、地デジのCMを流せばそれだけ広告料がテレビ局にガッポリ入るのだろう。なんせ地デジの国家予算は900億円である。
ネットに広告を奪われたテレビ局は一斉に、この予算に群がっている。

ここまでうるさく言われたら、むしろ逆らいたくなるのが人情ではないか。
このまま地デジに替えないで、ラジオに変えてしまおうかと思ったりする。
テレビなんかなければないでそれは静かな晩を過ごせる。
群馬に行った長男はとうとうテレビを買わなかったし、今の若者にテレビ離れが進んでいるようである。
ニュースは携帯に四六時中流れているし、興味があれば検索できる。見たい時に見るのが今の子たちのライフスタイルなのだ。

一方通行で垂れ流しされるテレビの手法はやはり時代遅れで、時間を持て余している年寄りの子守りにしか役立っていないのかもしれない。