GOTOトラベルキャンペーン今なの？

やっぱりこの話題に食いついてしまうよねぇ。
羽鳥慎一モーニングショーを見ていたらちょっとカチンとくることが多すぎた。頑固おやじは怒りからブログを書き始めるのだ。

13日、菅官房長官が記者会見で、GOTOキャンペーンを取りやめるつもりはないかと記者に問われ、「感染のリスクをゼロにすることはできない。リスクをコントロールしながら、段階的に社会活動のレベルを引き上げることが基本方針。直ちに緊急事態宣言を出す状況にはない」と答えている。
立派な発言だが、リスクをどうコントロールしているのか何も言っていない。裏付けのない虚しい発言である。

すると経済同友会代表幹事の松田謙悟氏が「(GOTOトラベルキャンペーンを)遅らせるということはやめるという話になるので、不安をあおることになる。遅らせるべきではないと思う」と１４日語っている。経済界からの応援メッセージである。
まず、遅らせることが何故止めることになるのかわからない。そして、キャンペーンをやめることが不安をあおることになると言っているが、今この段階であなたは全く不安を感じていないのか？
この感覚が理解できない。言わされ感でいっぱいだ。

そして国交省の幹部の言。
「正直多少の感染者が出ることは想定内。動かしていかないと感染症対策だって生まれないわけだよ。延々と感染者がゼロになるまで旅行は控えろでは、何も生まれないぞ。そんな国でいいのかって話だよ」(テレ朝調べ。文責はわたし)
多少の感染者は想定内の言葉。本当だな！お前の想定内にこれから拡大する感染者の責任を取るのだな！「いいやここまでとは思わなかった」なんて後で言い訳しても許さない！
そして、「動かしていかないと感染症対策だって生まれてこない」アホか！動かす前にいくらでもやれるだろう！？しかも今政府は何をやっている？何もやってないだろう！
感染者を抑え込めないうちに全国に感染者をばらまこうという発想が恐ろしい。

やめられない、とまらないGOTOトラベルキャンペーン。
どうして？
委託されて企業を調べたらきっと答えはわかるはず。政官財のトライアングルである。なんとかゼニを回そうというのである。
観光地からの要望と言っているが嘘だ。委託企業からの強い要望である。ここまで自治体から批判を浴びながら押し通そうとしているのは、苦しんでいる企業にまず金を回さないと自民党に見返りが期待できないのだ。それで中央突破を図ろうとしている。

新型コロナで、令和２年７月豪雨災害で苦しんでいる国民をだしにして安倍政権はせっせと裏金作りにいそしんでいる。ずっと無策のままで。
このGOTOトラベルキャンペーンで新型コロナウイルスが全国に感染拡大したら、安倍政権はしっかり責任を取ってもらわなくては困りますよ。