カミさんはカラオケが好きだ。東京で仕事をしている娘が帰ってくるのを待ち侘びている。なぜなら、娘が帰ってくれば必ずカラオケに行くからだ。わたしと二人だけではふたり麻雀のようにつまらないから。
カミさんのストレス解消はカラオケである。歌もうまいが、繰り返しの毎日から抜け出る非日常が嬉しいのだろう。
ところが、そのカラオケでマイクを離さず歌いまくっているのは、じつはわたしの方である。顰蹙を買っているわた . . . 本文を読む
お行儀の悪いエリカ様なんか誰も見たくないと思うのに、どうしてこうニュースにしようとするのだろうか。彼女が誰とくっつこうが、また別れようがそんなことどうでもいいことではないか。そんなもの本当に見たい人がいるとはとても思えないのに、マスコミは懲りずに、彼女にうるさく纏わりついてニュースに仕立て上げている。
自分にとって都合のいい時は愛想よくするが、興味のないときは取材陣を虫けらのように扱う。こんなミ . . . 本文を読む
仕事帰りに立ち寄る港の近くのスーパーだが、駐車場の一角でホームレス風の男たちが座り込んで酒盛りをしていた。車を走らせるわずかな時間に見ただけだが、日本酒のカップを前に並べて三人で楽しそうに飲んでいた。
東京にいるとき競馬開催の折、帰りに西船橋や府中本町のキオスク(駅売店)あたりで一杯やっている集団をよく見かけたが、この沖縄ではなかなか見ない光景だった。
与儀公園あたりで4、5人ぐらいが車座になって . . . 本文を読む
63歳と60歳の姉妹が餓死したというニュースを見た。どうでもいいニュースが多い昨今の中で、このニュースにはちょっと衝撃を受けた。
まず、ひとつはこの現代に餓死する人がいたという事実である。妹だか姉だかは心筋梗塞と言っていたが・・・。
そして、この姉妹は資産家の娘で多額の相続を受けていたという話で、そんな金持ちがなぜ餓死しなくてはいけなかったのかということだった。
一部の報道では、土地を売った五千 . . . 本文を読む
ずぼらな生活にどっぷり浸かっていると、何が正月か、何が目出度いかと後ろ向きの気持ちになってしまうが、玄関のドアにカミさんが掲げた松飾りを見ると新年を迎える敬虔な気持ちになる。
一日一日の区切りはなかなか体現できないが、世間が騒ぐだけに一年の区切りは受け入れやすい。
昨年が良い年であったのなら気にも止めないが、ツイてない悪い年だったとしたら、ここで気持ちに一区切りをつけることができるのではないか。
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