迷走する鳩山総理のニュースに、浪人生の息子がこんなだらしない首相なんていらないと言いながら、「自衛隊がクーデターでも起こしてくれないかね」と吐いた。
その言葉に思わず食いついてしまった。理屈っぽいわたしと議論するのを息子が好まないから、彼の過激なもしくは浅いと思われる意見にはつとめて口を挟まないようにしていたのだが・・・。
おおよそ、このようにだらしのない首相や政府であることは、民主主義が保障さ . . . 本文を読む
「人生に奇蹟をもたらす七つの法則」(ディーパック・チョプラ/岡野守也訳/PHP出版)という本に、第二の法則として「与えることの法則」というのがある。
ディーパック・チョプラは米国カリフォルニアに住むインドの伝統医療アーユルヴェーダと西洋医学を統合した心身医学の著名な医師であり、瞑想家である。
「宇宙はダイナミックな交換によって働いている・・・・・。与えることと受け取ることは、宇宙のエネルギーの流 . . . 本文を読む
口蹄疫のニュースの中で、殺処分の対象が牛だけではなく、突然のように豚が加わってきた。わたしにはまったく唐突な印象だったが、テレビ局は驚いているように見えなかったから、彼らには既に情報としてあったのだろう。だから、隠し情報をもとに農水大臣や宮崎県知事も責められるのだろうか。農水大臣や県知事の対応が遅かったと責める理由がわたしにはよく分からないのだ。あまりにも急激な展開であれよあれよというのが正直な感 . . . 本文を読む
もう普天間基地の問題は終わりにしようと思っていたが、その日(5月16日)琉球新報に岡本行夫氏の「再考普天間問題」‐4‐のコラムが出たのを読んで、国防の問題はそんなに単純じゃないと感じたので、もう一度この問題に触れることにした。
というのは、シンガポールで開かれたアジア太平洋地域の安全保障専門家の会合で、中国の代表がいたにもかかわらず、出席者のほぼ全員が「膨張する中国の海洋軍事行動を非難していた」と . . . 本文を読む
鳩山総理は「抑止力についてよく知らなかった」と言ったが、今頃そんなことを言うのはあまりにもおめでたい話である。本当は政権交代後に呼びつけられてアメリカから言われたことにあると思う。直接オバマ大統領から言われたかどうかは知らないが、「われわれは日米同盟を重視しているから、大きな犠牲を払って極東の地にわれわれの軍隊を送っている。決して我々が望んでいることではないのだ。日本政府が帰ってくれというのなら、 . . . 本文を読む