さよなら・・・アーモンドアイ

第40回ジャパンカップ　ＧＩ　2400ｍ　東京競馬場
1着　②アーモンドアイ　ルメール　2.23.0秒
2着　⑥コントレイル　福永　1 1/4
3着　⑤デアリングタクト　松山　クビ
4着　①カレンブーケドール　津村　ハナ
5着　⑮グローリーヴェイズ　川田　クビ

アーモンドアイが快勝！前人（馬）未踏のＧＩ9勝を成し遂げた。
キセキ（戸崎）が大逃げを打ったが、アーモンドアイ（ルメール）は惑わされなかった。終わってみれば人気通りの着順となっている。
2着から5着がクビ、ハナ、クビである。アーモンドアイ1頭だけが抜けていたということだった。

[パドックから]コントレイルは良かった。アーモンドアイも悪くなかった。デアリングタクトはちょっと気になった。ワールドプレミアム(6着)は－10ｋｇも良くないが、チャカチャカしていて今回はなさそうだった。キセキ(8着)が良く見えた。ちょっと馬券を買った。

ルメールに「最強の馬」と言わしめた名牝アーモンドアイ。ターフを駆ける姿は見られなくなるが、良い仔を生んで欲しい。コントレイルがディープインパクトの良き素質を受け継いだように、良き名馬、良き名牝を残していって欲しい。

振り返ってみれば、アーモンドアイで単勝を買えたのは唯一桜花賞だけだった。
390円を取った。ラッキーライラックが断然の1番人気(1.8倍)、アーモンドアイは2番人気だったのである。
しかし、その後人気を譲ることなく2倍以上のオッズをつけることはなかった。
彼女が偉業を達成したというのに、あまり喜べない自分がいる。
負けたのだから当然ではあるが、今回アーモンドアイは2.2倍ついている。単勝を買える最後のチャンスだったのではないか。
たとえ2倍を切るオッズでも強いと思う馬なら買えばいい。負ければ泣けばいい。勝てば少ない配当でも喜べばいい。おおいに感情移入するがいい。その馬の歴史と共に歩めばいいのだ。
競馬を悟る必要はない。良寛のように遊べばいいのだ。