この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

コントレイルクビの皮一枚残った3冠

2020-10-26 07:26:26 | ちょっと競馬へ
第81回菊花賞
1着 ③コントレイル 福永 3.00.5秒
2着 ⑨アリストテレス ルメール クビ
3着 ⑩サトノフラッグ 戸崎 3 1/2
4着 ⑧ディープボンド 和田 クビ
5着 ⑮ブラックホール 藤岡 クビ

コントレイル(福永)、親子2代の無敗3冠馬が誕生した。
これまでにない一番の苦戦だった。他の馬に直線叩き合いの末クビ差まで詰め寄られるシーンは想像できなかった。勝利騎手インタビューで福永祐一は「折り合い面でいうとうまくリラックスさせることがずっとできなかった」と反省を述べ、インタビュアーの「向こう正面でちょっと行きたがるようなところもありましたが、その辺は」と問われ、「ずっと2着馬 (アリストテレス)が斜め後ろにつけてプレッシャーをかけていたので、それもあって馬(コントレイル)がずいぶんとエキサイトしていた」と苦戦の理由を述べていた。

わたしにはコントレイルがゴール板を間違えた気がする。スタート直後のゴール板前通過の際、福永騎手がコントレイルを引っ張っていたように見えた。
アーモンドアイの有馬記念(2019年)のように、また古くはオルフェーヴルの阪神大賞典(2012年)逸走事件のように勘違いしたのではないか?
並んでも抜かさない底力があったので大事には至らなかったが、名馬にもこんなチョンボはあるのだ。今後もこのようなケースは起きる可能性があるからよく覚えておこう。

夏場を越した穴馬はいないと言ったがアリストテレスを見逃していた。前2戦デムーロが乗って2連勝もさほどの強さに見えなかったのだ。ましてやデムーロが乗らずマンオブスピリットに行ったので軽視したのだ。経緯はわからないが、デムーロがおろされたというより賞金不足か何かでアリストテレスは抽選対象だったのかもしれない。出走が決まってから乗り馬がなかったルメールにお鉢が回ってきたということなのかもしれない。3着馬に3 1/2馬身差だから、フロックではない。
ヴェルトライゼンデは終始コントレイルをマークしていたが直線力尽きて7着だった。
アリストテレスがいなかったら3連複(59.5倍)を取れてたのに・・・。トホホ。

もうひとつの3冠。カナダのプリダーズSのマイティホース(福元)は残念ながら負けてしまった。1番人気に支持されながら7着の結果だったようだ。残念。
じつはカナダの3冠は、ダービーにあたるクイーンズプレート(2000m)と続くプリンスオブウェールズS(1900m)はふたつともダート戦で、最後のプリダーズSだけが芝2400mと条件が違うらしい。
これでは3冠を取るのはちょっと厳しいね。
しかし、彼の地で福元大輔ジョッキーが活躍していることが分かったのは大収穫。一層の奮闘をお祈りしたい。

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