高血圧探求の旅

東北大学の寶澤教授によると高血圧の原因にナトカリ比が影響していると言っている。
そのため最近はカリウムが多い食べ物をとるように心がけていた。りんご、バナナ、豆乳、黒ごまきな粉（菓子）など。
ところが、1月27日（月）にクリニックで血液検査の結果を見たら（12月23日採血）、K値は4.4（3.6～4.8）と正常のところにあるが、Naは137（138～145）、Clは98（101～108）と正常値を下回っていたのだ。
驚いた。当然、自分は塩分の取り過ぎで、血中塩分濃度が高いと思って疑わなかったのだ。

過去のデータを調べてみた。
いちばん古くて電解質の記録があるのが平成27（2015）年10月16日採血の記録である。Kは4.5（3.5～5.6）、Naは137（135～145）、Clは100（98～108）だった。（えっ！？基準値が違っている！10年経っているから？）
10年前は基準値にぎりぎり入っていたNaとClが現在は基準値を外れてしまったのか？
まぁ、いいけど。

計測器はないので、ナトカリ比そのものの数値はわからないが、血液中のNaとClが少ないのだから、当然ナトカリ比も低いはずだ。
それはどうしてなのだろう。
ネットで調べると、利尿剤の服用があるとNaが低くなることあるらしいが、そんな薬は飲んでない。
おそらく珈琲やお酒による利尿効果で数値が低くなっているのではないだろうか。
原因としてはそれくらいしか思い当たらない。

まぁ、この結果からわたしの場合カリウム不足は考えないでいいようだ。
ならば、わたしの高血圧の原因はお酒なのか？
お酒をやめたら確かに血圧は下がった。お酒が原因ということはわかるが、お酒の何がいけないのだろうか？ほかに対策はないのだろうか？
お酒はやめたくない。としたら、禁酒以外に血圧を下げる方法を探さなくてはならないだろう。
わたしの高血圧探求の旅は、まだまだ終わらないのであった。。